安田記念 【2024年上半期のナンバーワンマイラー決定戦】
さあ、今週は安田記念ですね!2024年上半期のナンバーワンマイラー決定戦です。昨年はソングラインさんが見事に連覇を達成しました。
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。安田記念は歴史が長いので今回は第40回(1990年)からリストにしています。
【過去優勝馬一覧】
第40回 | 1990年 | オグリキャップ | 牡5 | 武豊 |
第41回 | 1991年 | ダイイチルビー | 牝4 | 河内洋 |
第42回 | 1992年 | ヤマニンゼファー | 牡4 | 田中勝春 |
第43回 | 1993年 | ヤマニンゼファー | 牡5 | 柴田善臣 |
第44回 | 1994年 | ノースフライト | 牝4 | 角田晃一 |
第45回 | 1995年 | ハートレイク | 牡4 | 武豊 |
第46回 | 1996年 | トロットサンダー | 牡7 | 横山典弘 |
第47回 | 1997年 | タイキブリザード | 牡6 | 岡部幸雄 |
第48回 | 1998年 | タイキシャトル | 牡4 | 岡部幸雄 |
第49回 | 1999年 | エアジハード | 牡4 | 蛯名正義 |
第50回 | 2000年 | フェアリーキングプローン | せん5 | R.フラッド |
第51回 | 2001年 | ブラックホーク | 牡7 | 横山典弘 |
第52回 | 2002年 | アドマイヤコジーン | 牡6 | 後藤浩輝 |
第53回 | 2003年 | アグネスデジタル | 牡6 | 四位洋文 |
第54回 | 2004年 | ツルマルボーイ | 牡6 | 安藤勝己 |
第55回 | 2005年 | アサクサデンエン | 牡6 | 藤田伸二 |
第56回 | 2006年 | ブリッシュラック | せん7 | B.プレブル |
第57回 | 2007年 | ダイワメジャー | 牡6 | 安藤勝己 |
第58回 | 2008年 | ウオッカ | 牝4 | 岩田康誠 |
第59回 | 2009年 | ウオッカ | 牝5 | 武豊 |
第60回 | 2010年 | ショウワモダン | 牡6 | 後藤浩輝 |
第61回 | 2011年 | リアルインパクト | 牡3 | 戸崎圭太 |
第62回 | 2012年 | ストロングリターン | 牡6 | 福永祐一 |
第63回 | 2013年 | ロードカナロア | 牡5 | 岩田康誠 |
第64回 | 2014年 | ジャスタウェイ | 牡5 | 柴田善臣 |
第65回 | 2015年 | モーリス | 牡4 | 川田将雅 |
第66回 | 2016年 | ロゴタイプ | 牡6 | 田辺裕信 |
第67回 | 2017年 | サトノアラジン | 牡6 | 川田将雅 |
第68回 | 2018年 | モズアスコット | 牡4 | C.ルメール |
第69回 | 2019年 | インディチャンプ | 牡4 | 福永祐一 |
第70回 | 2020年 | グランアレグリア | 牝4 | 池添謙一 |
第71回 | 2021年 | ダノンキングリー | 牡5 | 川田将雅 |
第72回 | 2022年 | ソングライン | 牝4 | 池添謙一 |
第73回 | 2023年 | ソングライン | 牝5 | 戸崎圭太 |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
モズアスコット
2018年覇者、モズアスコット殿をおさらいしておきましょう。皆さんご存知、安田記念とフェブラリーステークスを勝った二刀流ですね。2018年の安田記念では同期のスワーヴリチャード殿、ペルシアンナイト殿、アエロリットさんらGⅠ馬との対戦でしたが、最後はキレッキレの末脚でしたね。2020年からダートに転向し、いきなり根岸ステークスを制覇。そして次走フェブラリーステークスも勢いそのまま、ダートの猛者たちを抑えて圧勝でした。
【モズアスコット 重賞勝鞍】
- 2018年 安田記念(GⅠ)
- 2020年 根岸ステークス(GⅢ)
- 2020年 フェブラリーステークス(GⅠ)
リアルインパクト
2011年覇者、リアルインパクト殿もおさらいしておきましょう。京王杯2歳S、朝日杯FS、NHKマイルカップではライバルのグランプリボス殿に敗れましたが、次走はダービーではなく距離適性を考慮しこちらの本レースへ。9人気ながらも激走し、見事3歳馬で勝利。その後は重賞常連ながらもなかなか勝てませんでしたが5歳6歳時に阪神カップを連覇。翌年7歳を迎え、オーストラリアのドンカスターマイルを目標に。3月に現地初戦のジョージライダーステークスに参戦し、見事勝利。次走のドンカスターマイルは惜しくも2着でした。種牡馬でもご活躍中で、2020年NHKマイルカップ覇者のラウダシオン君のお父さんでもありますね。先日の葵ステークスを勝ったモズメイメイさんもいますよ。
【リアルインパクト 重賞勝鞍】
- 2011年 安田記念(GⅠ)
- 2013年 阪神カップ(GⅡ)
- 2014年 阪神カップ(GⅡ)
- 2015年 ジョージライダーステークス(豪州 GⅠ)
オグリキャップ
1990年覇者、オグリキャップ殿もおさらいしておきましょう。みなさんご存知、顕彰馬ですね。1987年地方競馬でデビューし、1990年有馬記念で感動の有終の美を飾って引退されました。1988年中央競馬に移籍後、スーパークリーク殿、イナリワン殿と共に「平成3強」と呼ばれ、ご活躍されました。その3強のGⅠ制覇を一覧(開催順)にしてみました。さすがですね。レジェンド武豊騎手も3頭すべてに騎乗しています。こちらもさすがですね。
3頭のGⅠ制覇 | 年 | GⅠレース | 騎手 |
スーパークリーク | 1988年 | 菊花賞 | 武豊 |
オグリキャップ | 1988年 | 有馬記念 | 岡部幸雄 |
イナリワン | 1989年 | 天皇賞(春) | 武豊 |
イナリワン | 1989年 | 宝塚記念 | 武豊 |
スーパークリーク | 1989年 | 天皇賞(秋) | 武豊 |
オグリキャップ | 1989年 | マイルチャンピオンS | 南井克巳 |
イナリワン | 1989年 | 有馬記念 | 柴田政人 |
スーパークリーク | 1990年 | 天皇賞(春) | 武豊 |
オグリキャップ | 1990年 | 安田記念 | 武豊 |
オグリキャップ | 1990年 | 有馬記念 | 武豊 |
さらに、3頭の直接対決をまとめました。
直接対決 | オグリキャップ | イナリワン | スーパークリーク |
1988年有馬記念 | 1着 | - | 失格 |
1989年毎日王冠 | 1着 | 2着 | - |
1989年天皇賞(秋) | 2着 | 6着 | 1着 |
1989年ジャパンカップ | 2着 | 11着 | 4着 |
1989年有馬記念 | 5着 | 1着 | 2着 |
1990年天皇賞(春) | - | 2着 | 1着 |
安田記念 連覇
さらに上記リストの中から安田記念を連覇した名馬もおさらいしておきたいと思います。
ヤマニンゼファー
まずは1992年、1993年を連覇したヤマニンゼファー殿です。GⅠレースでは安田記念2連覇と天皇賞(秋)を制しましたね。その他スプリンターズステークスでも2年連続2着と1200mから2000mまでと幅広くご活躍されました。お父さんはあの名馬ニホンピロウイナー殿ですね。ニホンピロウイナー殿も1985年に安田記念を制しており、1984年・1985年マイルチャンピオンシップも連覇しました。さすがですね。
ウオッカ
みなさんご存知、顕彰馬ですね。安田記念は第1回は1951年と歴史は古いですが、GⅠには1984年に格付けされました。1984年以降で牝馬での勝利は1991年ダイイチルビーさん、1994年ノースフライトさん、2008・2009年連覇のウオッカさん、2020年のグランアレグリアさん、そして2022年のソングラインさんです。2008年に勝利した時のウオッカさんはその勝利の前まで、2007年牝馬による日本ダービー制覇(64年ぶりの大偉業)以降、なかなか勝てずに苦しんでいましたが、このレースで3馬身半差の圧勝で復活を果たしましたね。
ソングライン
2022年、2023年を連覇。ライバルだった白毛の名牝ソダシさんとの熱い戦いが見ものでしたね。
おい、筆者!2014年安田記念覇者であり、
世界ナンバーワンホースの俺様を忘れていないかい?
いやあ、天皇賞秋あたりに出演をお願いしようかと思いまして~。2014年安田記念を制したジャスタウェイ殿ももちろん候補として挙げてたんですけど~ハハハ・・・
怪しい・・・
如何せん、同期の怪獣ゴールドシップ君が
以前、先に登場しているのが、気に食わん。
誰が怪獣じゃ!ギャオー!
そういえば、お二人(馬ですけど)は同厩でお誕生日も近く、仲が良いそうですね?
まあ~ね~(ぼる塾じゃないよ)。凱旋門賞の時もホテルの部屋一緒だったし~
凱旋門賞ではお二人(馬ですけど)とハープスターさんの3頭が参戦しましたが、タイトルは獲れず残念でしたね。
「ハープスターちゃんとホテルの部屋、一緒が良かった」と怪獣が言ってた。変態だな。
誰が変態じゃ!ギャオー!
(漫画の)爆弾人形のくせに!
それは”あっちのジャスタウェイ”だな。まあ、今度、「タケコの部屋」で詳しく話してあげよう。なっ!筆者!
そ、そうですね!検討しておきます・・・
(忘れそうだな・・・(ボソッ))
※ある漫画で「ジャスタウェイ」というキャラ(人形)がいらっしゃいます。
【過去10年データ】
単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 | |
2023 | 740 | 1,300 | 1,890 | 4,240 | 2,290 | 14,510 | 4 | 3 | 1 |
2022 | 820 | 720 | 1,740 | 3,740 | 11,810 | 64,140 | 4 | 2 | 8 |
2021 | 4,760 | 720 | 2,950 | 12,090 | 8,860 | 110,420 | 8 | 1 | 4 |
2020 | 1,200 | 590 | 650 | 2,840 | 840 | 11,240 | 3 | 1 | 2 |
2019 | 1,920 | 4,010 | 5,670 | 13,660 | 3,690 | 43,720 | 4 | 3 | 1 |
2018 | 1,570 | 4,170 | 7,370 | 15,290 | 6,560 | 63,280 | 9 | 5 | 1 |
2017 | 1,240 | 590 | 10,480 | 20,410 | 43,500 | 283,000 | 7 | 8 | 3 |
2016 | 3,690 | 1,200 | 3,230 | 11,580 | 14,990 | 153,560 | 8 | 1 | 6 |
2015 | 370 | 990 | 1,740 | 2,680 | 40,690 | 127,190 | 1 | 3 | 12 |
2014 | 170 | 2,630 | 18,730 | 20,330 | 91,160 | 373,470 | 1 | 16 | 10 |
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