--金曜日予想公開--
日本ダービー 【最も運のいい馬は?!】
さあ、今週はいよいよ日本競馬界の最高峰、「競馬に関わる誰もが夢見るレース」、「1番人気は要らないから1着だけほしい」、「イタリアのダービーを5回勝つより日本のダービーを1度勝つ方が嬉しい」、・・・・永遠出てきそうですが、大注目のGⅠレース 東京優駿(日本ダービー)ですね!昔は20数頭など多頭数でのレースだったこともあり「最も運のいい馬が勝つ」という格言もありますね。2019年に生産された7522頭のサラブレッドの頂点に立つのはどの馬でしょうか?そのダービー馬になるチャンスを得た出走馬のみなさんには悔いのないレースをしていただきたいと思います。先週オークスではスターズオンアースさんが桜花賞に続き二冠達成。今度は皐月賞馬ジオグリフ君が二冠達成なるでしょうか?それとも巻き返しを狙うその他の皐月賞上位組、他路線組の好走があるでしょうか。楽しみですね!本ブログでは当然、日本ダービーを予想公開いたします。
東京競馬場(特徴)
※コースの特徴をみなさんに、簡単にわかりやすく紹介しているページです。他コースも随時追加予定です。予想の期待値向上にご利用ください。ちなみに、レースによっては一部異なってくるものが当然ありますのでご承知おきください。ダービーについては「良さげコーナー」もご参照くださいね。
ダービージョッキー
現役でのダービージョッキーは以下の10人です。武豊騎手が最多5勝という既に偉業を成し遂げています。今年は福永祐一騎手の前人未到の3連覇もかかっていますね!今年のダービージョッキーは?
- 武豊騎手【5勝】
- 福永祐一騎手【3勝】
- 横山典弘騎手【2勝】
- M.デムーロ騎手【2勝】
(以下【1勝】)
- 岩田康誠騎手
- C.ルメール騎手
- 内田博幸騎手
- 川田将雅騎手
- 池添謙一騎手
- 浜中俊騎手
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。ダービーは歴史が長いので今回は第60回(1993年)からリストにしています。
【過去優勝馬一覧】
第60回 | 1993年 | ウイニングチケット | 柴田政人 |
第61回 | 1994年 | ナリタブライアン | 南井克巳 |
第62回 | 1995年 | タヤスツヨシ | 小島貞博 |
第63回 | 1996年 | フサイチコンコルド | 藤田伸二 |
第64回 | 1997年 | サニーブライアン | 大西直宏 |
第65回 | 1998年 | スペシャルウィーク | 武豊 |
第66回 | 1999年 | アドマイヤベガ | 武豊 |
第67回 | 2000年 | アグネスフライト | 河内洋 |
第68回 | 2001年 | ジャングルポケット | 角田晃一 |
第69回 | 2002年 | タニノギムレット | 武豊 |
第70回 | 2003年 | ネオユニヴァース | M.デムーロ |
第71回 | 2004年 | キングカメハメハ | 安藤勝己 |
第72回 | 2005年 | ディープインパクト | 武豊 |
第73回 | 2006年 | メイショウサムソン | 石橋守 |
第74回 | 2007年 | ウオッカ | 四位洋文 |
第75回 | 2008年 | ディープスカイ | 四位洋文 |
第76回 | 2009年 | ロジユニヴァース | 横山典弘 |
第77回 | 2010年 | エイシンフラッシュ | 内田博幸 |
第78回 | 2011年 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
第79回 | 2012年 | ディープブリランテ | 岩田康誠 |
第80回 | 2013年 | キズナ | 武豊 |
第81回 | 2014年 | ワンアンドオンリー | 横山典弘 |
第82回 | 2015年 | ドゥラメンテ | M.デムーロ |
第83回 | 2016年 | マカヒキ | 川田将雅 |
第84回 | 2017年 | レイデオロ | C.ルメール |
第85回 | 2018年 | ワグネリアン | 福永祐一 |
第86回 | 2019年 | ロジャーバローズ | 浜中俊 |
第87回 | 2020年 | コントレイル | 福永祐一 |
第88回 | 2021年 | シャフリヤール | 福永祐一 |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
では、今回取り上げる優勝馬は2002年覇者、タニノギムレット殿です。通算成績8戦5勝。3歳になってからシンザン記念、アーリントンカップ、スプリングステークスの重賞3連勝。満を持して皐月賞1人気で迎えましたが、惜しくも伏兵ノーリーズン殿に屈し3着。次走はこのままダービーではなく、NHKマイルカップに出走。ここでは不利もあり、またしても3着に終わりました。そこから中2週でダービーへ。後のGⅠ4勝馬となるシンボリクリスエス殿を差し切り、見事ダービー馬となりました。ダービー後も今後のご活躍が期待されましたが、怪我により残念ながら早期引退となりました。種牡馬でもご活躍され、あの女傑ウオッカさんのお父さんでもありますね。ウオッカさんも2007年に見事ダービー馬となり、父娘でダービー制覇というダービー史上初の偉業を果たしました。
【タニノギムレット 重賞勝鞍】
- 2002年 シンザン記念(GⅢ)
- 2002年 アーリントンカップ(GⅢ)
- 2002年 スプリングステークス(GⅡ)
- 2002年 東京優駿(ダービー)(GⅠ)

ウイニングチケット
1993年覇者、ウイニングチケット殿もおさらいしておきましょう。筆者タケ(ビワタケヒデ)の兄ビワハヤヒデのライバルですね。ウイニングチケット殿、皐月賞は1番人気で4着でしたが、ダービーでリベンジし見事勝利しました。皐月賞の上位人気馬(1番人気含む)が皐月賞では人気に応えられず敗戦した後に、ダービーでリベンジするパターンですね(この時、兄ビワハヤヒデは2着、このリベンジは菊花賞で果たしましたが)。ダービージョッキーとなった柴田政人騎手の「世界中のホースマンに第60回日本ダービーを勝った柴田政人です、と伝えたい」は名セリフとして語り継がれていますね。海外に行った時に「ダービーを勝っているか」とよく聞かれ、勝っていなくて寂しかったことから出た言葉だそうです。そしてウイニングチケット殿はライバルである筆者タケ(ビワタケヒデ)の兄ビワハヤヒデとナリタタイシン殿とともに3強「BNW」と呼ばれました。

【ウイニングチケット 重賞勝鞍】
- 1993年 弥生賞(GⅡ)
- 1993年 日本ダービー(GⅠ)
- 1993年 京都新聞杯(GⅡ)
【BNW】クラシック成績
皐月賞 | 1着:ナリタタイシン、2着:ビワハヤヒデ、4着:ウイニングチケット |
ダービー | 1着:ウイニングチケット、2着:ビワハヤヒデ、3着:ナリタタイシン |
菊花賞 | 1着:ビワハヤヒデ、3着:ウイニングチケット、17着:ナリタタイシン |

以上、ウイニングチケット殿でした~

ちょっと、待たんかーい!

あ、ナリタタイシン殿、こんにちは~

こらっ!筆者!なぜにワシのイラストが無いのだ?「BNW」の「N」を忘れてねえかい?

すみません、来年の皐月賞でお願いしようかなあ~と思いまして。ハハハ・・(今年の皐月賞で、取り上げるの忘れてた・・ボソッ)。

今年の皐月賞で何で取り上げんかったのだ?ん~?

ギクッ!いや~、今年はネオユニヴァース殿にお願いしてましたもんで~、ハハハ・・・。

怪しい・・・

スペシャルウィーク
そして、今回はダービーということで、こちらもおさらいしておきましょう。皆さんご存知、スペシャルウィーク殿です。1998年にレジェンド騎手の武豊騎手に初めてダービージョッキーの称号を与えてくれた名馬ですね。さすがにレジェンド騎手もステッキをどこかに忘れてしまうほど興奮したようです。名牝シーザリオさん、ブエナビスタさんのお父さんでもありますね。


↑竹内まりやさんの「毎日がスペシャル」を歌っています。
【スペシャルウィーク 重賞勝鞍】
- 1998年 きさらぎ賞(GⅢ)
- 1998年 弥生賞(GⅡ)
- 1998年 東京優駿(GⅠ)
- 1998年 京都新聞杯(GⅡ)
- 1999年 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)
- 1999年 阪神大賞典(GⅡ)
- 1999年 天皇賞(春)(GⅠ)
- 1999年 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 1999年 ジャパンカップ(GⅠ)
ダービーではありませんが、1999年のジャパンカップでは、あの凱旋門賞馬モンジュー殿が参戦。その他にもイギリスダービー馬ハイライズ殿、ドイツダービー馬ボルジアさんなど世界の強者が来日し、スペシャルウィーク殿は「日本総大将」として迎え撃ちました。同期のエルコンドルパサー殿が凱旋門賞でモンジュー殿に及ばず2着。そのリベンジをジャパンカップで果たしましたね。


おい!筆者!何でスペシャルウィーク君やねん!スペシャルウィーク君は以前の記事でも取り上げたやろがい!

ハハハ・・・(歌詞のくだりを入れたかったもんで。ボソッ。)
ダービー予想
ではダービーの予想に戻りましょう。昨年は皐月賞をパスして、この大一番に臨んだ「偉大な王」シャフリヤール君がエフフォーリア君との壮絶な叩き合いを制しましたね。
払戻金と人気
まずは過去の払戻金と人気を見てみます。過去10年の払戻金と人気は下表のとおりです。1人気は概ね馬券内ですが、人気薄の食い込みがありますね。2019年は12番人気のロジャーバローズ殿、2018年は5番人気のワグネリアン君が制しましたが、1991年にトウカイテイオー殿が1番人気で勝利した後の過去30年近くで見てみると1番人気が勝ったケースは数えてみると実に18回(1994年の筆者タケの兄ナリタブライアンもいますよ)。その他も3番人気以内がほとんどで、4番人気以降でダービーを制したのは1996年フサイチコンコルド殿(7番人気)、1997年サニーブライアン殿(6番人気)、2010年エイシンフラッシュ殿(7番人気)と上記2頭(ロジャーバローズ、ワグネリアン)のみとなります。やはりダービーはなんだかんだで馬の力差が正直にでるところですね。今年は高配当が出るでしょうか?楽しみですね!
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2021 | 1,170 | 1,020 | 1,010 | 3,360 | 8,800 | 58,980 | 4 | 1 | 9 |
2020 | 140 | 240 | 270 | 350 | 2,480 | 5,140 | 1 | 2 | 10 |
2019 | 9,310 | 7,150 | 11,200 | 47,090 | 12,050 | 199,060 | 12 | 3 | 2 |
2018 | 1,250 | 3,190 | 7,950 | 15,520 | 521,600 | 2,856,300 | 5 | 4 | 16 |
2017 | 530 | 1,180 | 1,620 | 2,860 | 2,220 | 11,870 | 2 | 3 | 1 |
2016 | 400 | 700 | 700 | 1,420 | 850 | 4,600 | 3 | 2 | 1 |
2015 | 190 | 580 | 1,980 | 2,220 | 3,950 | 15,760 | 1 | 5 | 3 |
2014 | 560 | 800 | 850 | 1,860 | 27,470 | 103,300 | 3 | 1 | 12 |
2013 | 290 | 690 | 970 | 1,600 | 17,130 | 54,950 | 1 | 3 | 8 |
2012 | 850 | 4,870 | 5,680 | 10,180 | 14,160 | 87,380 | 3 | 5 | 7 |
良さげコーナー
- 乗り替わりは無い方が良さげ。
- 重賞勝ち馬が良さげ。
- 皐月賞上位組が良さげ。
- 内枠1番~5番が良さげ。
- 前走上がり3F上位馬が良さげ。
- 馬体重470kg~500kgが良さげ。
2008年~2021年データより
【成績上位騎手】 ※数字は回数
1着 | 2着 | 3着 | |
福永祐一 | 3 | 1 | 0 |
横山典弘 | 2 | 0 | 0 |
武豊 | 1 | 1 | 1 |
C.ルメール | 1 | 1 | 1 |
岩田康誠 | 1 | 1 | 1 |
【上位人気馬券内率】
1人気 | 64.3% |
2人気 | 35.7% |
3人気 | 50.0% |
4人気 | 14.3% |
5人気 | 14.3% |
6人気 | 7.1% |
7人気 | 14.3% |
8人気 | 21.4% |
9人気 | 7.1% |
10人気 | 14.3% |
11人気 | 0.0% |
12人気 | 14.3% |
13人気 | 0.0% |
14人気 | 0.0% |
15人気 | 0.0% |
16人気 | 7.1% |
17人気 | 0.0% |
18人気 | 0.0% |
【配当平均値、中央値】
馬連 | 三連複 | 三連単 | |
平均値 | 4,954 | 51,593 | 289,558 |
中央値 | 2,680 | 13,105 | 93,840 |
【ペース】
ペース | 回数 |
S | 10 |
M | 3 |
H | 1 |
【着順と人気の組み合わせ(参考)】
はい、ということで、今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
馬番 | 馬名 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 勝鞍等、ミニ情報 |
1 | アスクワイルドモア | 牡3 | 57 | 岩田望来 | 京都新聞杯レコード勝ち。お父さんのキズナ殿と同じローテ。 |
2 | セイウンハーデス | 牡3 | 57 | 幸英明 | 距離延長は問題なし。シャドーロールもいい感じ。 |
3 | アスクビクターモア | 牡3 | 57 | 田辺裕信 | 弥生賞ではドウデュース君を抑え勝利。先行して流れ込めるか。 |
4 | マテンロウレオ | 牡3 | 57 | 横山和生 | 他メンバー強いが、馬具工夫で一変。 |
5 | ピースオブエイト | 牡3 | 57 | 藤岡佑介 | 無敗馬が大舞台に挑戦。過去3戦は少頭数、今回はフルゲート。 |
6 | プラダリア | 牡3 | 57 | 池添謙一 | 前哨戦青葉賞勝ち馬。兄弟ダービー制覇へ。 |
7 | オニャンコポン | 牡3 | 57 | 菅原明良 | お父さんのエイシンフラッシュ殿と同じく京成杯勝利からクラシック参戦。お父さんは皐月賞3着からダービー制覇。 |
8 | ビーアストニッシド | 牡3 | 57 | 和田竜二 | ヴェルサイユファーム初の重賞馬。夢のダービー初挑戦。 |
9 | ジャスティンパレス | 牡3 | 57 | M.デムーロ | 良馬場ならスタミナ生かして長距離こなす。 |
10 | マテンロウオリオン | 牡3 | 57 | 横山典弘 | 一気に4F距離延長も馬体は丈夫。レオ君と共に2頭出しで結果を残すか。 |
11 | ジャスティンロック | 牡3 | 57 | 松山弘平 | 抽選をクリアし18頭目の切符。ゲートもポイント。 |
12 | ダノンベルーガ | 牡3 | 57 | 川田将雅 | 東京負けなし。調教良さげ。皐月賞はジオグリフ君にうまく立ち回れて厳しい内でのレースを強いられた。 |
13 | ドウデュース | 牡3 | 57 | 武豊 | 皐月賞は上がり最速の一番いい脚を使った。 |
14 | デシエルト | 牡3 | 57 | 岩田康誠 | 皐月賞はスタートつまづき。挽回するか。 |
15 | ジオグリフ | 牡3 | 57 | 福永祐一 | データ的には厳しい枠だが、更に成長して二冠へ。 |
16 | キラーアビリティ | 牡3 | 57 | 横山武史 | こちらもGⅠ馬。ホープフルS勝馬を忘れてはならない。 |
17 | ロードレゼル | 牡3 | 57 | D.レーン | 先行前残りを狙う。 |
18 | イクイノックス | 牡3 | 57 | C.ルメール | 皐月賞に続き大外。鞍上は再び同一年優駿アベック制覇狙う。 |
ということで、ダービーの予想はこちら!
【ダービー予想】
◎ ⑱ イクイノックス
○ ⑬ ドウデュース
▲ ⑮ ジオグリフ
△ ⑩ マテンロウオリオン
【タケトーク】

♪北~の~、酒場通りには~♪

あ、キタサンブラック殿、こんにちわ~。
その歌、サブちゃんじゃないですよ。

ははは。
かまへん、かまへん。

今週はいよいよダービーですね!

うむ。イクイノックス君がきっちり勝つだろう。
皐月賞のリベンジだな。

またもや大外になりましたけど。

かまへん、かまへん。
♪ま~つりだ、まつりだ、まつりだ♪

あ、サブちゃんの歌に変わってる。

ドウデュース君が勝つな。

あ、ハーツクライ殿、こんにちわ~。
マテンロウレオ君、ダノンベルーガ君もいますよ。

うむ。息子たちのワン・ツー・スリーフィニッシュで
決まりだな。

楽しみですね。

ジオグリフクンガカツネ!

あ、ドレフォン殿、こんにちわ~。
皐月賞に続き、2度目の登場ですね!

チョットナニイッテルカワカンナイ。

前回、日本語わかってたような・・
しかし、二冠に向けて気合十分ですね!

デスネ!ニカン、イエーイ!

やっぱり、日本語わかってますよね?
デシエルト君もいますよ。

ボクノムスコタチノ
ワン・ツーフィニッシュデキマリデスネ!

絶対、日本語わかってますよね・・・

まあ、なんだかんだで
マテンロウオリオン君が突き抜けるかな。

あ、ダイワメジャー殿、こんにちわ~。
距離延長でも問題なさそうですね。

うむ。念願のダービー馬誕生だな。
コメント