--金曜日予想公開--
朝日杯フューチュリティステークス 【フューチュリティ(未来、将来の2023年クラシック戦線)に向け、注目の一戦!!】
さあ、今週も2歳のGⅠレース、朝日杯フューチュリティステークスですね!先週の阪神ジュベナイルフィリーズではリバティアイランドさんが見事2歳女王に輝きました。昨年の本レースではドウデュース君が鮮やかな末脚で差し切り勝ち。そして見事に今年のダービー馬となりましたね。本記事では朝日杯フューチュリティステークスを予想公開します。
阪神競馬場(特徴)
※コースの特徴をみなさんに、簡単にわかりやすく紹介しているページです。他コースも随時追加予定です。予想の期待値向上にご利用ください。ちなみに、レースによっては一部異なってくるものが当然ありますのでご承知おきください。朝日杯フューチュリティステークスについては「良さげコーナー」もご参照くださいね。
香港国際競走結果
はい、先週は香港国際競走も行われましたね。日本馬から13頭参戦しましたが、香港ヴァーズでウインマリリンさんが見事栄冠に輝きました。うれしいGⅠ初勝利でしたね。また香港ヴァーズではグローリーヴェイズ君がラストラン、惜しくも3着でしたが、今までのご活躍は素晴らしいものでした。お疲れ様でした。そしてこちらもラストランのサリオス君は香港マイルに参戦予定でしたが、残念ながら故障のため、出走取消となりました。2019年の朝日杯フューチュリティステークスでの圧勝劇は記憶に新しいですね。さらに香港カップに出走したレイパパレさんもレース後に脚の炎症が見つかり引退となりました。こちらも昨年の大阪杯ではコントレイル殿、グランアレグリアさん、サリオス君など強者達を置き去りにした逃避行劇が忘れられません。本当にお疲れ様でした。
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。今回は第45回1993年から昨年までの表です。みなさんにとって懐かしい名馬がたくさんいるかと思います。そして~、1993年勝馬に注目です!筆者タケ(ビワタケヒデ)の偉大な兄、ナリタブライアンも制していますよ!ふっふっふ。その他も凄いメンバーがいますので、やはりこのレースも今後のクラシック戦線含め重要なレースですね!楽しみです。
【過去優勝馬一覧】
第45回 | 1993年 | ナリタブライアン | 南井克巳 |
第46回 | 1994年 | フジキセキ | 角田晃一 |
第47回 | 1995年 | バブルガムフェロー | 岡部幸雄 |
第48回 | 1996年 | マイネルマックス | 佐藤哲三 |
第49回 | 1997年 | グラスワンダー | 的場均 |
第50回 | 1998年 | アドマイヤコジーン | M.ロバーツ |
第51回 | 1999年 | エイシンプレストン | 福永祐一 |
第52回 | 2000年 | メジロベイリー | 横山典弘 |
第53回 | 2001年 | アドマイヤドン | 藤田伸二 |
第54回 | 2002年 | エイシンチャンプ | 福永祐一 |
第55回 | 2003年 | コスモサンビーム | D.バルジュー |
第56回 | 2004年 | マイネルレコルト | 後藤浩輝 |
第57回 | 2005年 | フサイチリシャール | 福永祐一 |
第58回 | 2006年 | ドリームジャーニー | 蛯名正義 |
第59回 | 2007年 | ゴスホークケン | 勝浦正樹 |
第60回 | 2008年 | セイウンワンダー | 岩田康誠 |
第61回 | 2009年 | ローズキングダム | 小牧太 |
第62回 | 2010年 | グランプリボス | M.デムーロ |
第63回 | 2011年 | アルフレード | C.ウィリアムズ |
第64回 | 2012年 | ロゴタイプ | M.デムーロ |
第65回 | 2013年 | アジアエクスプレス | R.ムーア |
第66回 | 2014年 | ダノンプラチナ | 蛯名正義 |
第67回 | 2015年 | リオンディーズ | M.デムーロ |
第68回 | 2016年 | サトノアレス | 四位洋文 |
第69回 | 2017年 | ダノンプレミアム | 川田将雅 |
第70回 | 2018年 | アドマイヤマーズ | M.デムーロ |
第71回 | 2019年 | サリオス | R.ムーア |
第72回 | 2020年 | グレナディアガーズ | 川田将雅 |
第73回 | 2021年 | ドウデュース | 武豊 |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
では、今回優勝馬のイラストは2018年に本レースを制覇したアドマイヤマーズ殿です。レースでは女傑グランアレグリアさんが断然の1人気で、アドマイヤマーズ殿が2人気。スタートして共に先行し、最後の直線ではグランアレグリアさんを寄せ付けずに力強い脚で突き抜けましたね。2016年生まれの同期にはグランアレグリアさん、クロノジェネシスさん、カレンブーケドールさん、ダノンファンタジーさん、ラヴズオンリーユーさん等の名牝が多数、そして牡馬でもサートゥルナーリア殿、ダノンキングリー殿、ワールドプレミア殿等の名馬も多数、凄い同期ですね。
【アドマイヤマーズ 重賞勝鞍】
- 2018年 デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)
- 2018年 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)
- 2019年 NHKマイルカップ(GⅠ)
- 2019年 香港マイル(香港 GⅠ)

ロゴタイプ
2012年に本レースを制覇した、ロゴタイプ殿もおさらいしておきましょう。デビュー戦は1200mながら、1600mのベコニア賞、朝日杯フューチュリティステークスを制し、その勢いで2000m皐月賞まで制したという異色の存在でしたね。デビュー戦が芝1200mでその後皐月賞を制した馬は筆者タケ(ビワタケヒデ)の偉大な兄、ナリタブライアン以来でした。ベコニア賞で勝利した後、M.デムーロ騎手がトモは緩かったのにレコード勝ちだったのでびっくりしてたそうですね。皐月賞でもまだ緩かったそうですが、こちらもレコード勝ちでした。はい、そして同期には本ブログでお馴染みのエピファネイア殿、キズナ殿がいらっしゃいますね。2013年のクラシック三冠を分け合いました。
【重賞勝鞍】
- 2012年 朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ)
- 2013年 スプリングステークス(GⅡ)
- 2013年 皐月賞(GⅠ)
- 2016年 安田記念(GⅠ)

ドリームジャーニー
2006年本レース覇者のドリームジャーニー殿もおさらいしておきましょう。ドリームジャーニー殿は本レースと2009年宝塚記念、有馬記念を制しGⅠレース3勝。2009年は春秋グランプリ制覇ということでJRA賞も受賞されましたね。有馬記念ではブエナビスタさんがいい展開で駆け抜けていたところを最後の最後の末脚爆発で捉えました。有馬記念に懸けていただけに池添謙一騎手の涙も感動的でしたね。ドリームジャーニー殿のお父さんはステイゴールド殿、お母さんはオリエンタルアートさんです。はい、みなさんご存知、あの破天荒オルフェーヴル殿のお兄さんですね。筆者タケ(ビワタケヒデ)の偉大な兄、ビワハヤヒデとナリタブライアン同様、こちらも素晴らしいご兄弟です。

突然ですが、問題です!
【Q1】
過去、朝日杯フューチュリティステークスを勝って、その後にクラシック三冠を達成した名馬は?
朝日杯フューチュリティステークス予想
では朝日杯フューチュリティステークスの予想に戻りましょう。
払戻金と人気
まずは過去の払戻金と人気を見てみます。過去10年の払戻金と人気は下表のとおりです。昨年はやや堅めの配当でしたが過去では中穴、大穴馬が絡んでますね。今年は高配当が出るでしょうか?
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2021 | 780 | 690 | 1,060 | 3,000 | 2,350 | 14,840 | 3 | 1 | 4 |
2020 | 1,750 | 1,520 | 5,000 | 14,610 | 4,150 | 51,360 | 7 | 2 | 1 |
2019 | 200 | 530 | 660 | 950 | 38,080 | 90,260 | 1 | 2 | 14 |
2018 | 460 | 10,060 | 9,710 | 14,240 | 3,340 | 45,180 | 2 | 9 | 1 |
2017 | 230 | 530 | 550 | 840 | 700 | 2,630 | 1 | 3 | 2 |
2016 | 1,420 | 3,140 | 5,980 | 11,430 | 42,820 | 221,200 | 6 | 7 | 12 |
2015 | 590 | 460 | 520 | 1,340 | 8,160 | 38,560 | 2 | 1 | 11 |
2014 | 460 | 6,160 | 14,050 | 20,260 | 20,560 | 133,570 | 1 | 14 | 3 |
2013 | 870 | 4,160 | 7,710 | 13,000 | 27,430 | 162,960 | 4 | 6 | 5 |
2012 | 3,450 | 1,380 | 1,560 | 7,770 | 4,530 | 54,880 | 7 | 1 | 3 |
良さげコーナー
- 重賞組の人気薄も穴党には良さげ。
- 前走、連対馬が良さげ。以前(中山)は1勝クラスも健闘。
- 前走、重賞組が良さげ。
- 上がり3F上位の差し馬が良さげ。
- 内枠が良さげ。
- サウジアラビアRC勝馬が良さげ。
2008年~2021年データより
【成績上位騎手】 ※数字は回数
1着 | 2着 | 3着 | |
M.デムーロ | 4 | 0 | 0 |
川田将雅 | 2 | 0 | 0 |
R.ムーア | 2 | 0 | 0 |
武豊 | 1 | 2 | 1 |
【上位人気馬券内率】
1人気 | 71.4% |
2人気 | 50.0% |
3人気 | 28.6% |
4人気 | 28.6% |
5人気 | 28.6% |
6人気 | 14.3% |
7人気 | 21.4% |
8人気 | 7.1% |
9人気 | 7.1% |
10人気 | 0.0% |
11人気 | 7.1% |
12人気 | 7.1% |
13人気 | 0.0% |
14人気 | 14.3% |
15人気 | 0.0% |
16人気 | 0.0% |
17人気 | 0.0% |
18人気 | 0.0% |
【配当平均値、中央値】
馬連 | 三連複 | 三連単 | |
平均値 | 43,990 | 12,421 | 66,995 |
中央値 | 1,760 | 6,345 | 48,270 |
【ペース】
ペース | 回数 |
S | 4 |
M | 7 |
H | 3 |
【着順と人気の組み合わせ(参考)】
はい、ということで、今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
馬番 | 馬名 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 勝鞍等、ミニ情報 |
1 | キョウエイブリッサ | 牡2 | 55 | 川須栄彦 | 芝は未勝利。右回りがカギ。こっそり道悪願う。 |
2 | ドルチェモア | 牡2 | 55 | 坂井瑠星 | 前走重賞勝ちの無敗馬。お母さんは桜花賞馬のアユサンさん。 |
3 | オールパルフェ | 牡2 | 55 | 大野拓弥 | スピードセンス抜群。鞍上と人馬一体。 |
4 | ドンデンガエシ | 牡2 | 55 | 横山典弘 | 休み明けも成長。 |
5 | バグラダス | 牡2 | 55 | 吉田隼人 | 不気味な穴馬。 |
6 | ミシェラドラータ | 牡2 | 55 | 酒井学 | ここでは厳しい。 |
7 | オオバンブルマイ | 牡2 | 55 | C.ルメール | 前走重賞勝ちの無敗馬。得意のスタートを決めて先行決め。 |
8 | グラニット | 牡2 | 55 | 松山弘平 | 前走逃げ粘る。乗り替わりだが4戦のキャリア生かす。 |
9 | ニシノベストワン | 牡2 | 55 | 藤岡佑介 | 中一週のローテがどうか。 |
10 | ウメムスビ | 牡2 | 55 | 角田大河 | 鞍上GⅠ初挑戦。梅おにぎりの勝負飯で勝利をつかむ。距離延長がカギ。 |
11 | ティニア | 牡2 | 55 | 福永祐一 | 距離延長がカギ。好血統。 |
12 | ダノンタッチダウン | 牡2 | 55 | 川田将雅 | 魅力の大型馬。お兄さんはダノンザキッド君。 |
13 | スズカダブル | 牡2 | 55 | 鮫島克駿 | 距離短縮が良さげ。 |
14 | レイベリング | 牡2 | 55 | 横山武史 | 新馬戦は豪快差し切り。デビューから最速GⅠ制覇なるか? |
15 | フロムダスク | 牡2 | 55 | 武豊 | 距離延長がカギ。鞍上は連覇狙う。 |
16 | コーパスクリスティ | 牡2 | 55 | D.イーガン | 2歳重賞成績脅威の厩舎が無敗馬を送り出す。 |
17 | エンファサイズ | 牡2 | 55 | 藤岡康太 | 前走の末脚はまずまず。 |
コメント