マイルチャンピオンシップ【最強マイラーの座は!】
さあ、今週はマイルチャンピオンシップですね。連続GⅠレースが続き毎週楽しみです。その他重賞レースは土曜日に東京で東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅡ)が行われます。こちらは一昨年GⅡに格上げされ、クラシックへ向けての注目レースですね。
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。昨年はセリフォス君が超絶の末脚を発揮して見事にGⅠ初制覇を飾りましたね。今年もセリフォス君が参戦予定ですので連覇なるか注目です。ということで、過去本レースを連覇した名馬をおさらいしておきましょう。
ニホンピロウイナー(1984年、1985年覇者)
いきなり第1回、第2回を連覇。1600m以下のレースではとても強かったようです。
ダイタクヘリオス(1991年、1992年覇者)
第8回、第9回を連覇。ライバルのダイイチルビーさんとの激闘を思い出しますね。パドックでよく笑っているように映りましたが、その時のほうが好走していましたね。
タイキシャトル(1997年、1998年覇者)
第14回、第15回を連覇。みなさんご存知の顕彰馬ですね。安田記念、スプリンターズステークス、ジャックルマロワ賞(仏)を含め、GⅠレース5勝。国内12戦10勝、2着1回、3着1回という強者でした。
デュランダル(2003年、2004年覇者)
第20回、第21回を連覇。後方待機からの大外一気のレーススタイルが魅力でしたね。3連覇を目指した2005年も同じレース展開でしたが、怪我の影響もあったでしょうか、さすがに届きませんでした。
ダイワメジャー(2006年、2007年覇者)
第23回、第24回を連覇。2004年皐月賞馬でもありますね。その他、安田記念、天皇賞秋を含めGⅠレースを5勝した名馬ですね。
グランアレグリア(2020年、2021年覇者)
第37回、第38回を連覇。その他、桜花賞、安田記念、スプリンターズステークス、ヴィクトリアマイルとGⅠを6勝した名牝ですね。2021年は単勝1.7倍の1人気に応え、いつもの鬼の末脚でシュネルマイスター君を交わしましたね。
【過去優勝馬一覧】
第1回 | 1984年 | ニホンピロウイナー | 牡4 | 河内洋 |
第2回 | 1985年 | ニホンピロウイナー | 牡5 | 河内洋 |
第3回 | 1986年 | タカラスチール | 牝4 | 田島良保 |
第4回 | 1987年 | ニッポーテイオー | 牡4 | 郷原洋行 |
第5回 | 1988年 | サッカーボーイ | 牡3 | 河内洋 |
第6回 | 1989年 | オグリキャップ | 牡4 | 南井克巳 |
第7回 | 1990年 | パッシングショット | 牝5 | 楠孝志 |
第8回 | 1991年 | ダイタクヘリオス | 牡4 | 岸滋彦 |
第9回 | 1992年 | ダイタクヘリオス | 牡5 | 岸滋彦 |
第10回 | 1993年 | シンコウラブリイ | 牝4 | 岡部幸雄 |
第11回 | 1994年 | ノースフライト | 牝4 | 角田晃一 |
第12回 | 1995年 | トロットサンダー | 牡6 | 横山典弘 |
第13回 | 1996年 | ジェニュイン | 牡4 | 岡部幸雄 |
第14回 | 1997年 | タイキシャトル | 牡3 | 横山典弘 |
第15回 | 1998年 | タイキシャトル | 牡4 | 岡部幸雄 |
第16回 | 1999年 | エアジハード | 牡4 | 蛯名正義 |
第17回 | 2000年 | アグネスデジタル | 牡3 | 的場均 |
第18回 | 2001年 | ゼンノエルシド | 牡4 | O.ペリエ |
第19回 | 2002年 | トウカイポイント | ?6 | 蛯名正義 |
第20回 | 2003年 | デュランダル | 牡4 | 池添謙一 |
第21回 | 2004年 | デュランダル | 牡5 | 池添謙一 |
第22回 | 2005年 | ハットトリック | 牡4 | O.ペリエ |
第23回 | 2006年 | ダイワメジャー | 牡5 | 安藤勝己 |
第24回 | 2007年 | ダイワメジャー | 牡6 | 安藤勝己 |
第25回 | 2008年 | ブルーメンブラット | 牝5 | 吉田豊 |
第26回 | 2009年 | カンパニー | 牡8 | 横山典弘 |
第27回 | 2010年 | エーシンフォワード | 牡5 | 岩田康誠 |
第28回 | 2011年 | エイシンアポロン | 牡4 | 池添謙一 |
第29回 | 2012年 | サダムパテック | 牡4 | 武豊 |
第30回 | 2013年 | トーセンラー | 牡5 | 武豊 |
第31回 | 2014年 | ダノンシャーク | 牡6 | 岩田康誠 |
第32回 | 2015年 | モーリス | 牡4 | R.ムーア |
第33回 | 2016年 | ミッキーアイル | 牡5 | 浜中俊 |
第34回 | 2017年 | ペルシアンナイト | 牡3 | M.デムーロ |
第35回 | 2018年 | ステルヴィオ | 牡3 | W.ビュイック |
第36回 | 2019年 | インディチャンプ | 牡4 | 池添謙一 |
第37回 | 2020年 | グランアレグリア | 牝4 | C.ルメール |
第38回 | 2021年 | グランアレグリア | 牝5 | C.ルメール |
第39回 | 2022年 | セリフォス | 牡3 | D.レーン |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
ペルシアンナイト
2017年に本レースを制覇したペルシアンナイト殿をおさらいしておきましょう。レースでは最後の直線で先頭を走るエアスピネル君を猛追し、最後の最後で交わしましたね。同期では牡馬でいくとスワーヴリチャード殿、レイデオロ殿、キセキ殿、アルアイン殿など名馬がたくさんいらっしゃいますね。
【重賞勝鞍】
- 2017年 アーリントンカップ(GⅢ)
- 2017年 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)
モーリス
2015年に本レースを制覇した、モーリス殿もおさらいしておきましょう。2、3歳時は重賞制覇はありませんでしたが、4歳になってから物凄い強さを見せてくれましたね。重賞初制覇となったダービー卿チャレンジトロフィーでの超後方からの強襲劇は圧巻でした。そして安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイル、チャンピオンズマイル(香港)とGⅠ 4連勝。その後も連対を外すことは無く天皇賞(秋)、香港カップも制しGⅠ 6勝馬となりました。最後の香港カップはスタートで大きく立ち遅れたにも関わらず、後半は「神の領域に達した」と評されるほどのラップを刻み、圧勝しました。産駒もジェラルディーナさん、ピクシーナイト君、ジャックドール君など「神の仔」がたくさんいますね。
【重賞勝鞍】
- 2015年 ダービー卿チャレンジトロフィー(GⅢ)
- 2015年 安田記念(GⅠ)
- 2015年 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)
- 2015年 香港マイル(香港、GⅠ)
- 2016年 チャンピオンズマイル(香港、GⅠ)
- 2016年 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 2016年 香港カップ(香港、GⅠ)
突然ですが、問題です!
【Q1】
2022年(令和4年)のリーディングホースランキングにおいて、第1位はイクイノックス君ですが、昨年マイルチャンピオンシップを制したセリフォス君は第何位だったでしょうか?!
過去データ
【払戻と人気】
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2022 | 920 | 1,410 | 11,870 | 19,920 | 20,530 | 142,650 | 6 | 8 | 2 |
2021 | 170 | 270 | 370 | 540 | 1,960 | 5,460 | 1 | 2 | 5 |
2020 | 160 | 370 | 620 | 790 | 1,610 | 4,480 | 1 | 3 | 5 |
2019 | 640 | 860 | 840 | 2,040 | 3,200 | 16,580 | 3 | 1 | 6 |
2018 | 870 | 3,200 | 3,220 | 6,350 | 5,480 | 29,790 | 5 | 3 | 4 |
2017 | 880 | 820 | 2,480 | 5,520 | 9,300 | 55,890 | 4 | 2 | 7 |
2016 | 590 | 830 | 1,590 | 3,390 | 8,360 | 40,290 | 3 | 2 | 7 |
2015 | 570 | 1,270 | 1,780 | 3,400 | 2,000 | 12,000 | 4 | 2 | 1 |
2014 | 1,810 | 1,970 | 3,890 | 11,460 | 25,760 | 193,290 | 8 | 3 | 9 |
2013 | 470 | 1,630 | 1,930 | 3,250 | 2,090 | 12,450 | 2 | 3 | 1 |
特別ギャラリー
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◎ ダノンザキッド
昨年2着、一昨年3着。エフフォーリア君、タイトルホルダー君と同期。マイルで獲る!
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