--金曜日予想公開--
菊花賞【「最も強い馬が勝つ!」 クラシック三冠レース 最後の1冠へ!】
さあ、今週はいよいよ日曜日に阪神でクラシック三冠最後のレース、菊花賞が行われますね!有力馬が虎視眈々と集結。最後の1冠はどの馬が手にするでしょうか?皐月賞は「最も速い馬が勝つ!」、ダービーは「最も運のある馬が勝つ!」、そして菊花賞は「最も強い馬が勝つ!」と言われています。本記事では 菊花賞を予想公開します。※今年も阪神競馬場での開催となります。
阪神競馬場(特徴)
※コースの特徴をみなさんに、簡単にわかりやすく紹介しているページです。他コースも随時追加予定です。予想の期待値向上にご利用ください。ちなみに、レースによっては一部異なってくるものが当然ありますのでご承知おきください。菊花賞については「良さげコーナー」もご参照くださいね。
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。菊花賞は歴史が長いので今回は第54回の1993年からリストアップしてみました。なぜ1993年かって?ふっふっふ、そうです1993年は我がビワタケヒデ(筆者)の偉大なる兄、ビワハヤヒデが制した年なのです!そして翌年の1994年はこちらも偉大な兄、ナリタブライアンが三冠達成しているからです!いえーい!いえーっ・・・、すみません、はしゃぎすぎました。。。はい、昨年はタイトルホルダー君が長い3000mの逃避行でしたね。皐月賞馬エフフォーリア君は天皇賞(秋)、日本ダービー馬シャフリヤール君はジャパンカップへ向かうことになっていましたので、この日はタイトルホルダー君がきっちり勝利し、今後の最強世代ナンバー1の座へのスタートとなりました。
【過去優勝馬一覧】
第54回 | 1993年 | ビワハヤヒデ | 岡部幸雄 |
第55回 | 1994年 | ナリタブライアン | 南井克巳 |
第56回 | 1995年 | マヤノトップガン | 田原成貴 |
第57回 | 1996年 | ダンスインザダーク | 武豊 |
第58回 | 1997年 | マチカネフクキタル | 南井克巳 |
第59回 | 1998年 | セイウンスカイ | 横山典弘 |
第60回 | 1999年 | ナリタトップロード | 渡辺薫彦 |
第61回 | 2000年 | エアシャカール | 武豊 |
第62回 | 2001年 | マンハッタンカフェ | 蛯名正義 |
第63回 | 2002年 | ヒシミラクル | 角田晃一 |
第64回 | 2003年 | ザッツザプレンティ | 安藤勝己 |
第65回 | 2004年 | デルタブルース | 岩田康誠 |
第66回 | 2005年 | ディープインパクト | 武豊 |
第67回 | 2006年 | ソングオブウインド | 武幸四郎 |
第68回 | 2007年 | アサクサキングス | 四位洋文 |
第69回 | 2008年 | オウケンブルースリ | 内田博幸 |
第70回 | 2009年 | スリーロールス | 浜中俊 |
第71回 | 2010年 | ビッグウィーク | 川田将雅 |
第72回 | 2011年 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
第73回 | 2012年 | ゴールドシップ | 内田博幸 |
第74回 | 2013年 | エピファネイア | 福永祐一 |
第75回 | 2014年 | トーホウジャッカル | 酒井学 |
第76回 | 2015年 | キタサンブラック | 北村宏司 |
第77回 | 2016年 | サトノダイヤモンド | C.ルメール |
第78回 | 2017年 | キセキ | M.デムーロ |
第79回 | 2018年 | フィエールマン | C.ルメール |
第80回 | 2019年 | ワールドプレミア | 武豊 |
第81回 | 2020年 | コントレイル | 福永祐一 |
第82回 | 2021年 | タイトルホルダー | 横山武史 |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
では、今回優勝馬のイラストは2008年に本レースを制覇したオウケンブルースリ殿です。この年の皐月賞馬キャプテントゥーレ殿、ダービー馬ディープスカイ殿は不在となり、菊花賞ではGⅠレース初挑戦ながら1人気となりました。レースでは道中は中団をキープし、2週目の後半から徐々に進出。直線で先頭に立つと後続を抑えて快勝でしたね。重賞初制覇、GⅠ初制覇となりました。ウチパクさんもこれがクラシック初制覇でしたね。翌年2009年のジャパンカップでは名牝ウオッカさんと人気を分けての一騎打ちとなり、最後はものすごい勢いでウオッカさんに迫るものの、惜しくもハナ差及ばず2着でしたが、なかなかしびれるゴールシーンでしたね。オウケンブルースリ殿のお父さんはジャングルポケット殿ですが、産駒である今話題のオマタセシマシタさんも頑張っていますね。
【オウケンブルースリ 重賞勝鞍】
- 2008年 菊花賞(JpnⅠ ※当時)
- 2008年 京都大賞典(GⅡ)

ヒシミラクル
2002年に本レースを制覇した、ヒシミラクル殿もおさらいしておきましょう。菊花賞では抽選突破で10人気と人気薄ながら、直線で抜け出し、ファストタテヤマ殿の猛追をハナ差かわしましたね。その後は翌年の天皇賞(春)でも強靭なスタミナを発揮して勝利、そして次走の宝塚記念ではあのシンボリクリスエス殿(GⅠ 4勝)、ネオユニヴァース殿(2003年皐月賞・ダービー馬)、アグネスデジタル殿(GⅠ 6勝)など豪華メンバーが揃う中、見事GⅠ連勝となりました。

サトノダイヤモンド
2016年に本レースを制した、サトノダイヤモンド殿もおさらいしておきましょう。皐月賞では伏兵ディーマジェスティ殿が駆け抜け、サトノダイヤモンド殿は3着。ダービーではマカヒキ殿と熾烈なたたき合いとなりましたが、惜しくもハナ差及ばず2着。最後の1冠である菊花賞では「最も強い馬」らしく、2馬身半差の快勝でしたね。


では、ここからは~、よく登場していただいているみなさんの中から菊花賞を制した方を紹介しま~す。
■1993年覇者ビワハヤヒデと1994年覇者ナリタブライアンの兄弟

■ディープインパクト殿(2005年)

■オルフェーブル殿(2011年)

■ゴールドシップ殿(2012年)

■エピファネイア殿(2013年)

■キタサンブラック殿(2013年)


突然ですが、問題です!
【Q1】
今回、2008年覇者のオウケンブルースリ殿を取り上げましたが、オウケンブルースリ殿と同期である2005年生まれの競走馬で生涯獲得賞金第1位は??
菊花賞予想
では菊花賞の予想に戻りましょう。
払戻金と人気
まずは過去の払戻金と人気を見てみます。過去10年の払戻金と人気は下表のとおりです。波乱の年もありますね。今年は高配当なるでしょうか?!
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2021 | 800 | 1,600 | 2,420 | 5,220 | 14,610 | 79,560 | 4 | 3 | 6 |
2020 | 110 | 510 | 910 | 1,010 | 3,810 | 8,740 | 1 | 4 | 5 |
2019 | 650 | 610 | 4,680 | 7,640 | 3,070 | 23,510 | 3 | 8 | 1 |
2018 | 1,450 | 1,860 | 2,380 | 6,010 | 16,710 | 100,590 | 7 | 2 | 10 |
2017 | 450 | 3,070 | 10,660 | 15,890 | 136,350 | 559,700 | 1 | 10 | 13 |
2016 | 230 | 2,960 | 3,510 | 4,720 | 17,550 | 69,380 | 1 | 9 | 6 |
2015 | 1,340 | 1,430 | 3,870 | 9,960 | 4,640 | 38,880 | 5 | 2 | 1 |
2014 | 690 | 2,310 | 2,640 | 4,470 | 13,340 | 59,220 | 3 | 4 | 7 |
2013 | 160 | 420 | 950 | 1,170 | 3,910 | 11,750 | 1 | 5 | 3 |
2012 | 140 | 490 | 960 | 1,140 | 4,830 | 12,450 | 1 | 5 | 7 |
良さげコーナー
- 神戸新聞杯組、人気薄のセントライト記念組が良さげ。
- 480~498kg馬が良さげ。
- 前走2200m-2400mの好走組が良さげ。
- 関西馬が良さげ。
- 継続騎乗コンビが良さげ。
- 2枠が良さげ。
2008年~2021年データより
【成績上位騎手】 ※数字は回数
1着 | 2着 | 3着 | |
福永祐一 | 2 | 3 | 2 |
C.ルメール | 2 | 2 | 1 |
内田博幸 | 2 | 0 | 0 |
福永祐一 | 1 | 1 | 2 |
【上位人気馬券内率】
1人気 | 64.3% |
2人気 | 21.4% |
3人気 | 35.7% |
4人気 | 21.4% |
5人気 | 21.4% |
6人気 | 21.4% |
7人気 | 35.7% |
8人気 | 14.3% |
9人気 | 7.1% |
10人気 | 14.3% |
11人気 | 0.0% |
12人気 | 0.0% |
13人気 | 14.3% |
14人気 | 0.0% |
15人気 | 0.0% |
16人気 | 0.0% |
17人気 | 0.0% |
18人気 | 0.0% |
【配当平均値、中央値】
馬連 | 三連複 | 三連単 | |
平均値 | 4,479 | 28,934 | 153,268 |
中央値 | 2,530 | 13,975 | 64,300 |
【ペース】
ペース | 回数 |
S | 12 |
M | 2 |
H | 0 |
【着順と人気の組み合わせ(参考)】
はい、ということで、今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
馬番 | 馬名 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 勝鞍等、ミニ情報 |
1 | ガイアフォース | 牡3 | 57 | 松山弘平 | お父さんに続く。好枠で先行。 |
2 | シェルビーズアイ | 牡3 | 57 | 松田大作 | 抽選突破、調教良さげ。 |
3 | プラダリア | 牡3 | 57 | 池添謙一 | 前走ひと叩き。好枠生かす。 |
4 | ボルドグフーシュ | 牡3 | 57 | 吉田隼人 | 末脚は持っている。 |
5 | ヤマニンゼスト | 牡3 | 57 | 武豊 | 歴代最多の鞍上が前走同様うまく捌く。 |
6 | ビーアストニッシド | 牡3 | 57 | 岩田康誠 | 前走ひと叩き。距離克服なるか。 |
7 | アスクワイルドモア | 牡3 | 57 | 岩田望来 | 京都新聞杯の走り再び。 |
8 | マイネルトルファン | 牡3 | 57 | 丹内祐次 | 抽選突破、今年充実の鞍上が悲願のGⅠタイトル狙う。 |
9 | シホノスペランツァ | 牡3 | 57 | 浜中俊 | 阪神コース歓迎。スタミナあり。 |
10 | セイウンハーデス | 牡3 | 57 | 幸英明 | 馬具工夫で穴開ける。 |
11 | ドゥラドーレス | 牡3 | 57 | 横山武史 | 好血統。 |
12 | ヴェローナシチー | 牡3 | 57 | 川田将雅 | 右回り得意。 |
13 | ディナースタ | 牡3 | 57 | 横山和生 | 距離は良い。 |
14 | アスクビクターモア | 牡3 | 57 | 田辺裕信 | 調整バッチリ。 |
15 | ポッドボレット | 牡3 | 57 | 坂井瑠星 | 前走ひと叩き。中団からじりじり伸ばす。 |
16 | フェーングロッテン | 牡3 | 57 | 松若風馬 | 調整バッチリ。前残り狙う。 |
17 | ジャスティンパレス | 牡3 | 57 | 鮫島克駿 | 前走圧勝。最後のタイトルへ。 |
18 | セレシオン | 牡3 | 57 | 福永祐一 | 大外だが、揉まれるよりかは良い。 |
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