アメリカジョッキークラブカップ【実績馬か伏兵か?!】
さあ、今週もGⅡレースが行われます。今週重賞は日曜日に京都で東海ステークス(GⅡ)、中山でアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)ですね。
中山競馬場(特徴)
※コースの特徴をみなさんに、簡単にわかりやすく紹介しているページです。他コースも随時追加予定です。予想の期待値向上にご利用ください。ちなみに、レースによっては一部異なってくるものが当然ありますのでご承知おきください。アメリカジョッキークラブカップについては「良さげコーナー」もご参照くださいね。
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。アメリカジョッキークラブカップは歴史がありますので、2000年以降の優勝馬一覧です。
【過去優勝馬一覧】
2000年 | マチカネキンノホシ | 牡4 | 岡部幸雄 |
2001年 | アメリカンボス | 牡6 | 江田照男 |
2002年 | フサイチランハート | 牡5 | 江田照男 |
2003年 | マグナーテン | 騸7 | O.ペリエ |
2004年 | ダンツジャッジ | 牡5 | 藤田伸二 |
2005年 | クラフトワーク | 牡5 | 横山典弘 |
2006年 | シルクフェイマス | 牡7 | 柴田善臣 |
2007年 | マツリダゴッホ | 牡4 | 横山典弘 |
2008年 | エアシェイディ | 牡7 | 後藤浩輝 |
2009年 | ネヴァブション | 牡6 | 横山典弘 |
2010年 | ネヴァブション | 牡7 | 横山典弘 |
2011年 | トーセンジョーダン | 牡5 | 内田博幸 |
2012年 | ルーラーシップ | 牡5 | 福永祐一 |
2013年 | ダノンバラード | 牡5 | F.ベリー |
2014年 | ヴェルデグリーン | 牡6 | 田辺裕信 |
2015年 | クリールカイザー | 牡6 | 田辺裕信 |
2016年 | ディサイファ | 牡7 | 武豊 |
2017年 | タンタアレグリア | 牡5 | 蛯名正義 |
2018年 | ダンビュライト | 牡4 | M.デムーロ |
2019年 | シャケトラ | 牡6 | 石橋脩 |
2020年 | ブラストワンピース | 牡5 | 川田将雅 |
2021年 | アリストテレス | 牡4 | C.ルメール |
2022年 | キングオブコージ | 牡6 | 横山典弘 |
2023年 | ノースブリッジ | 牡5 | 岩田康誠 |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
ブラストワンピース
さて今回は2020年に本レースを制したブラストワンピース殿を取り上げたいと思います。本レースではGⅠ馬(有馬記念覇者)として堂々1人気でしたが、ミッキースワロー殿、スティッフェリオ殿など重賞馬を抑え、きっちり上がり最速で完勝でしたね。デビューから無敗で毎日杯(GⅢ)を制してからは重賞常連となりましたが、いつもレース間隔をきっちり空けて各レースに臨んでいましたね。2018年有馬記念ではレイデオロ殿とのデットヒートが思い出されます。
ルーラーシップ
2012年に本レースを制覇したルーラーシップ殿をおさらいしておきましょう。本レースでは不良馬場の中、キレッキレの末脚で3馬身差の圧勝でしたね。生涯成績20戦8勝なのですが、【8,2,4,1,3】とほぼ掲示板内で、掲示板外でも6着が2回という、とても安定した成績でした。素晴らしいですね。2007年生まれの同期にはエイシンフラッシュ殿、ローズキングダム殿、ニホンピロアワーズ殿、ヴィクトワールピサ殿、アパパネさん等、名馬がたくさんいらっしゃいます。種牡馬としても大活躍中で、産駒ではキセキ殿やメールドグラース殿がいますし、現役ではソウルラッシュ君も頑張ってますね。
【重賞勝鞍】
- 2010年 鳴尾記念(GⅢ)
- 2011年 日経新春杯(GⅡ)
- 2011年 金鯱賞(GⅡ)
- 2012年 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)
- 2012年 クイーンエリザベス2世カップ(GⅠ 香港)
ネヴァブジョン
2009年・2010年に本レースを連覇した、ネヴァブジョン殿もおさらいしておきましょう。デビューは2005年10月。そこから2013年11月までの何と約8年間も現役で頑張りました。GⅠタイトルこそ獲れませんでしたが、重賞常連でしたね。重賞3勝は全て中山コースで中山マイスターでした。はい、中山マイスターと言えばマツリダゴッホ殿ですが、ネヴァブジョン殿と同期ですね。
【重賞勝鞍】
- 2007年 日経賞(GⅡ)
- 2009年 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)
- 2010年 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)
スペシャルウィーク
1999年に制覇したスペシャルウィーク殿もおさらいしておきましょう。皆さんご存知、レジェンド騎手の武豊騎手に初めてダービージョッキーの称号を与えてくれた名馬ですね。さすがにレジェンド騎手もステッキをどこかに忘れてしまうほど興奮したようです。名牝シーザリオさん、ブエナビスタさんのお父さんでもありますね。
【重賞勝鞍】
- 1998年 きさらぎ賞(GⅢ)
- 1998年 弥生賞(GⅡ)
- 1998年 東京優駿(GⅠ)
- 1998年 京都新聞杯(GⅡ)
- 1999年 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)
- 1999年 阪神大賞典(GⅡ)
- 1999年 天皇賞(春)(GⅠ)
- 1999年 天皇賞(秋)(GⅠ)
- 1999年 ジャパンカップ(GⅠ)
過去データ
【払戻と人気】
年 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1人気 | 2人気 | 3人気 |
2023年 | 860 | 640 | 3,950 | 8,290 | 10,710 | 71,370 | 4 | 5 | 3 |
2022年 | 780 | 5,880 | 34,330 | 60,920 | 87,240 | 720,760 | 3 | 11 | 4 |
2021年 | 240 | 940 | 1,100 | 1,480 | 5,000 | 14,640 | 1 | 3 | 6 |
2020年 | 300 | 650 | 1,200 | 1,980 | 2,540 | 10,540 | 1 | 5 | 4 |
2019年 | 3,850 | 1,670 | 2,820 | 11,590 | 11,560 | 123,550 | 7 | 1 | 5 |
2018年 | 390 | 450 | 460 | 1,120 | 6,440 | 24,620 | 2 | 1 | 8 |
2017年 | 1,470 | 960 | 1,930 | 5,470 | 3,970 | 28,980 | 7 | 1 | 3 |
2016年 | 500 | 1750 | 1,800 | 3,360 | 6,350 | 30,540 | 2 | 3 | 7 |
2015年 | 1,380 | 8,690 | 11,950 | 20,860 | 20,340 | 169,220 | 4 | 7 | 2 |
2014年 | 570 | 1790 | 14,960 | 25,160 | 52,170 | 299,470 | 2 | 11 | 6 |
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