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札幌記念(2023) 

競馬予想

札幌記念 【サマー2000シリーズ第4戦!】  

さあ、今週も夏競馬注目重賞がありますね!今週日曜日に小倉で北九州記念(GⅢ)、札幌で札幌記念 (GⅡ) が行われます。

強い牝馬時代の先駆者、あの名牝が連覇

札幌記念は第1回開催が1965年ですので歴史は古いですが、昔は芝コースがありませんでしたので1989年まではダートで行われていました。札幌は冬は寒いですし、野芝にとっては枯れっ枯れとなって厳しかったですからね。そこで当時の研究努力により洋芝が採用され1990年から芝コースが開設されました。ということで、1990年からの過去優勝馬を振り返ると名馬がたくさんいますが、やはりこの人!(馬ですけど)、エアグルーヴさんをおさらいしておきたいと思います。エアグルーヴさん(1995年-1998年現役で活躍)は1996年オークス、1997年天皇賞(秋)を制覇されておりますが、GⅠ等重賞レースの常連でしたね。1997年天皇賞(秋)はバブルガムフェロー殿が1番人気で「電気グルーヴ VS バブルガム・ブラザーズ 対決!!」なんて・・・・言われてませんね。すみません、はしゃぎすぎました。そんな中、エアグルーヴさんは1997年・1998年に札幌記念を連覇しております。いずれも1番人気ながら完勝でした。その後牝馬で制したのは何頭かいらっしゃいますが、2014年にハープスターさん、2020年にノームコアさん、2021年はソダシさんが制しましたね。ハープスターさんは古馬との初対戦で、あのゴールドシップ殿との対決ということで注目が集まり、かなり盛り上がりましたね。昨今では牝馬が強いと言われていますが、ヒシアマゾンさん、エアグルーヴさんあたりが強い牝馬時代の先駆者と言っても良いのではと勝手に思っております。

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札幌記念はGⅠ昇格するの?

例年札幌記念は豪華メンバーが集まりますね。夏競馬唯一のGⅡレースで真夏の祭典ですし、凱旋門賞という秋の大目標を見据え、ここから始動する有力馬も多いです。札幌競馬場は、欧州の馬場に近いと言われる洋芝なので、その適性を見極める一戦にもなりますね。最近では2017年に大阪杯とホープフルステークスが昇格し競馬もいっそう盛り上がっています。レース格付けにはレーティングなどルールがあるのですが、そこのところも含めて次の昇格は?というと最有力候補は札幌記念でしょうか。他にもレーティングをクリアしているレースはありますが、北海道開催で未だGⅠレースは無いですし、近年は天皇賞秋やジャパンカップなどの前哨戦として有力馬も出走するので格としては既にGⅠ級と思います。ただ、札幌といえどもこの夏の暑い時期、多くのファンが競馬場にひしめき合うと熱中症等の問題もあるでしょうか?個人的には1400m、1800mあたりのGⅠレースが増えるといいなと思ってます。ダート1800mはチャンピオンズカップがありますが、芝は1400m、1800m共に無いですし。


札幌競馬場(特徴)

※コースの特徴をみなさんに、簡単にわかりやすく紹介しているページです。他コースも随時追加予定です。予想の期待値向上にご利用ください。ちなみに、レースによっては一部異なってくるものが当然ありますのでご承知おきください。札幌記念については「良さげコーナー」もご参照くださいね。

過去の優勝馬より

【過去優勝馬一覧】

第43回2007年フサイチパンドラ牝4藤田伸二
第44回2008年タスカータソルテ牡4横山典弘
第45回2009年ヤマニンキングリー牡4柴山雄一
第46回2010年アーネストリー牡5佐藤哲三
第47回2011年トーセンジョーダン牡5福永祐一
第48回2012年フミノイマージン牝6太宰啓介
第49回2013年トウケイヘイロー牡4武豊
第50回2014年ハープスター牝3川田将雅
第51回2015年ディサイファ牡6四位洋文
第52回2016年ネオリアリズム牡5C.ルメール
第53回2017年サクラアンプルール牡6蛯名正義
第54回2018年サングレーザー牡4福永祐一
第55回2019年ブラストワンピース牡4川田将雅
第56回2020年ノームコア牝5横山典弘
第57回2021年ソダシ牝3吉田隼人
第58回2022年ジャックドール牡4藤岡佑介

みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?

ネオリアリズム

2016年覇者のネオリアリズム殿をおさらいしておきましょう。本レースでは当時既にGⅠ4勝のマイル王モーリス殿、2014年オークス馬ヌーヴォレコルトさんらが参戦。モーリス殿が単勝1.6倍で圧倒的1人気、ネオリアリズム殿は5人気でしたが、レースではスタートからハナを獲ると絶妙な逃げで、直線からも衰えず、モーリス殿に2馬身差をつける完勝でしたね。その後も中山記念、クイーンエリザベス2世カップ(香港)を制しました。※馬名の意味は「新現実主義」。馬名の通り、現実にご活躍されましたね。

【重賞勝鞍】

  • 2016年 札幌記念(GⅡ)
  • 2017年 中山記念(GⅡ)
  • 2017年 クイーンエリザベス2世カップ(香港GⅠ)
フサイチパンドラ

2007年覇者のフサイチパンドラさんもおさらいしておきましょう。三冠戦線では桜花賞14着、オークス2着、秋華賞3着とタイトルは獲れませんでしたが、エリザベス女王杯で秋華賞馬カワカミプリンセスさん、前年覇者スイープトウショウさんとともに参戦。カワカミプリンセスさんが1位入線も進路妨害で降着となり、2位入線だったフサイチパンドラさんがうれしいGⅠ初勝利となりました。その翌年、札幌記念を制しました。そして、みなさんご存知と思いますがフサイチパンドラさんと言えばGⅠ 9勝の偉業を達成したアーモンドアイさんのお母さんですね。まさに名牝を生んだ名牝です。

【重賞勝鞍】

  • 2006年 エリザベス女王杯(GⅠ)
  • 2007年 札幌記念(GⅡ)

札幌記念データ

【払戻と人気】

年度単勝枠連馬連馬単三連複三連単1着人気2着人気3着人気
20224609409301,8804,19015,210325
20213803104701,0003,02011,900218
20203703,2702,9104,7001,39010,860261
20194704902,1503,6501,26010,150341
20185201,1701,3302,8203,59016,590214
20171,99022,39037,67069,51026,730201,4106121
20161,7209201,3303,7703,38022,060514
20151,1103,42014,08027,03033,670233,540584
20143702704009005,31019,780217
20133403,9104,2305,54020,46071,8702814

【過去10年データ】

イチオシ!

◎ ヒシイグアス

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