【レース結果】復活!悲願のタイトル奪取!
ダノンキングリー君、前走天皇賞秋の大敗から見事な復活劇でした。GⅠ挑戦7戦目にしてうれしいGⅠ初勝利、おめでとうございます!

--金曜日予想公開--
マイル女王、再び登場!
さあ、今週は安田記念ですね!2021年上半期のナンバーワンマイラー決定戦です。昨年はグランアレグリアさんがアーモンドアイさんとの女王対決を見事制しました。その女王が再び参戦しますので楽しみですね! ということで本ブログでは安田記念を予想公開いたします。コロナで厳しい状況が続いておりますが、お互いがんばりましょう。この状況下でも開催してくれている関係者の皆様には大変感謝です。
東京競馬場(特徴)
※コースの特徴をみなさんに、簡単にわかりやすく紹介しているページです。他コースも随時追加予定です。予想の期待値向上にご利用ください。ちなみに、レースによっては一部異なってくるものが当然ありますのでご承知おきください。安田記念については「良さげコーナー」もご参照くださいね。
過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。安田記念は歴史が長いので今回は第40回(1990年)からリストにしています。
過去優勝馬一覧
第40回 | 1990年 | オグリキャップ | 牡5 | 武豊 |
第41回 | 1991年 | ダイイチルビー | 牝4 | 河内洋 |
第42回 | 1992年 | ヤマニンゼファー | 牡4 | 田中勝春 |
第43回 | 1993年 | ヤマニンゼファー | 牡5 | 柴田善臣 |
第44回 | 1994年 | ノースフライト | 牝4 | 角田晃一 |
第45回 | 1995年 | ハートレイク | 牡4 | 武豊 |
第46回 | 1996年 | トロットサンダー | 牡7 | 横山典弘 |
第47回 | 1997年 | タイキブリザード | 牡6 | 岡部幸雄 |
第48回 | 1998年 | タイキシャトル | 牡4 | 岡部幸雄 |
第49回 | 1999年 | エアジハード | 牡4 | 蛯名正義 |
第50回 | 2000年 | フェアリーキングプローン | せん5 | R.フラッド |
第51回 | 2001年 | ブラックホーク | 牡7 | 横山典弘 |
第52回 | 2002年 | アドマイヤコジーン | 牡6 | 後藤浩輝 |
第53回 | 2003年 | アグネスデジタル | 牡6 | 四位洋文 |
第54回 | 2004年 | ツルマルボーイ | 牡6 | 安藤勝己 |
第55回 | 2005年 | アサクサデンエン | 牡6 | 藤田伸二 |
第56回 | 2006年 | ブリッシュラック | せん7 | B.プレブル |
第57回 | 2007年 | ダイワメジャー | 牡6 | 安藤勝己 |
第58回 | 2008年 | ウオッカ | 牝4 | 岩田康誠 |
第59回 | 2009年 | ウオッカ | 牝5 | 武豊 |
第60回 | 2010年 | ショウワモダン | 牡6 | 後藤浩輝 |
第61回 | 2011年 | リアルインパクト | 牡3 | 戸崎圭太 |
第62回 | 2012年 | ストロングリターン | 牡6 | 福永祐一 |
第63回 | 2013年 | ロードカナロア | 牡5 | 岩田康誠 |
第64回 | 2014年 | ジャスタウェイ | 牡5 | 柴田善臣 |
第65回 | 2015年 | モーリス | 牡4 | 川田将雅 |
第66回 | 2016年 | ロゴタイプ | 牡6 | 田辺裕信 |
第67回 | 2017年 | サトノアラジン | 牡6 | 川田将雅 |
第68回 | 2018年 | モズアスコット | 牡4 | C.ルメール |
第69回 | 2019年 | インディチャンプ | 牡4 | 福永祐一 |
第70回 | 2020年 | グランアレグリア | 牝4 | 池添謙一 |
みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?
では、今回取り上げる優勝馬は1990年覇者、オグリキャップ殿です。みなさんご存知、顕彰馬ですね。1987年地方競馬でデビューし、1990年有馬記念で感動の有終の美を飾って引退されました。1988年中央競馬に移籍後、スーパークリーク殿、イナリワン殿と共に「平成3強」と呼ばれ、ご活躍されました。その3強のGⅠ制覇を一覧(開催順)にしてみました。さすがですね。レジェンド武豊騎手も3頭すべてに騎乗しています。こちらもさすがですね。
3頭のGⅠ制覇 | 年 | GⅠレース | 騎手 |
スーパークリーク | 1988年 | 菊花賞 | 武豊 |
オグリキャップ | 1988年 | 有馬記念 | 岡部幸雄 |
イナリワン | 1989年 | 天皇賞(春) | 武豊 |
イナリワン | 1989年 | 宝塚記念 | 武豊 |
スーパークリーク | 1989年 | 天皇賞(秋) | 武豊 |
オグリキャップ | 1989年 | マイルチャンピオンS | 南井克巳 |
イナリワン | 1989年 | 有馬記念 | 柴田政人 |
スーパークリーク | 1990年 | 天皇賞(春) | 武豊 |
オグリキャップ | 1990年 | 安田記念 | 武豊 |
オグリキャップ | 1990年 | 有馬記念 | 武豊 |
さらに、3頭の直接対決をまとめました。
直接対決 | オグリキャップ | イナリワン | スーパークリーク |
1988年有馬記念 | 1着 | - | 失格 |
1989年毎日王冠 | 1着 | 2着 | - |
1989年天皇賞(秋) | 2着 | 6着 | 1着 |
1989年ジャパンカップ | 2着 | 11着 | 4着 |
1989年有馬記念 | 5着 | 1着 | 2着 |
1990年天皇賞(春) | - | 2着 | 1着 |

超有名なオグリキャップ殿がようやく登場。本人に怒られそうです。(by 筆者)

安田記念 連覇
さらに、今回はグランアレグリアさんの連覇もかかっておりますので、上記リストの中から安田記念を連覇した名馬もおさらいしておきたいと思います。
ヤマニンゼファー
まずは1992年、1993年を連覇したヤマニンゼファー殿です。GⅠレースでは安田記念2連覇と天皇賞(秋)を制しましたね。その他スプリンターズステークスでも2年連続2着と1200mから2000mまでと幅広くご活躍されました。お父さんはあの名馬ニホンピロウイナー殿ですね。ニホンピロウイナー殿も1985年に安田記念を制しており、1984年・1985年マイルチャンピオンシップも連覇しました。さすがですね。今年は親子制覇があるでしょうか?

ウオッカ
みなさんご存知、顕彰馬ですね。安田記念は第1回は1951年と歴史は古いですが、GⅠには1984年に格付けされました。1984年以降で牝馬での勝利は1991年ダイイチルビーさん、1994年ノースフライトさん、2008・2009年連覇のウオッカさん、そして昨年のグランアレグリアさんです。2008年に勝利した時のウオッカさんはその勝利の前まで、2007年牝馬による日本ダービー制覇(64年ぶりの大偉業)以降、なかなか勝てずに苦しんでいましたが、このレースで3馬身半差の圧勝で復活を果たしましたね。


以上、「過去の優勝馬より」でした~

ちょっと、待たんかーい!

あ、ジャスタウェイ殿、こんにちは~

おい、筆者!この俺様を忘れてねーかい?
レーティング世界No.1のこの俺様を!

いやあ、天皇賞秋あたりにお願いしようかと思いまして~。2014年安田記念を制したジャスタウェイ殿ももちろん候補として挙げてたんですけど~ハハハ・・・

怪しい・・・
如何せん、同期の怪獣ゴールドシップ君が
先に登場しているのが、気に食わん。

誰が怪獣じゃ!ギャオー!

そういえば、お二人(馬ですけど)は同厩でお誕生日も近く、仲が良いそうですね?

まあ~ね~(ぼる塾じゃないよ)。凱旋門賞の時もホテルの部屋一緒だったし~

凱旋門賞ではお二人(馬ですけど)とハープスターさんの3頭が参戦しましたが、タイトルは獲れず残念でしたね。

「ハープスターちゃんとホテルの部屋、一緒が良かった」と怪獣が言ってた。変態だな。

誰が変態じゃ!ギャオー!
(漫画の)爆弾人形のくせに!

それは”あっちのジャスタウェイ”だな。まあ、今度、「タケコの部屋」で詳しく話してあげよう。なっ!筆者!

そ、そうですね!検討しておきます・・・
(忘れそうだな・・・(ボソッ))

※ある漫画で「ジャスタウェイ」というキャラ(人形)がいらっしゃいます。
安田記念予想
では安田記念の予想に戻りましょう。昨年はGⅠ馬10頭が参戦という豪華メンバーの中、アーモンドアイさんが1人気でしたが、グランアレグリアさんが早めに豪快なスパートを仕掛け、突き抜けましたね。

払戻金と人気
はい、まずは過去の払戻金と人気を見てみます。過去10年の払戻金と人気は下表のとおりです。近年1人気は勝てていませんが概ね馬券内には入っていますね。人気薄の食い込みで高配当の年もあります。今年は高配当が出るでしょうか?楽しみですね!
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2020 | 1,200 | 590 | 650 | 2,840 | 840 | 11,240 | 3 | 1 | 2 |
2019 | 1,920 | 4,010 | 5,670 | 13,660 | 3,690 | 43,720 | 4 | 3 | 1 |
2018 | 1,570 | 4,170 | 7,370 | 15,290 | 6,560 | 63,280 | 9 | 5 | 1 |
2017 | 1,240 | 590 | 10,480 | 20,410 | 43,500 | 283,000 | 7 | 8 | 3 |
2016 | 3,690 | 1,200 | 3,230 | 11,580 | 14,990 | 153,560 | 8 | 1 | 6 |
2015 | 370 | 990 | 1,740 | 2,680 | 40,690 | 127,190 | 1 | 3 | 12 |
2014 | 170 | 2,630 | 18,730 | 20,330 | 91,160 | 373,470 | 1 | 16 | 10 |
2013 | 400 | 730 | 1,470 | 2,570 | 18,160 | 62,800 | 1 | 3 | 12 |
2012 | 670 | 8,630 | 8,510 | 13,920 | 92,530 | 468,600 | 2 | 13 | 15 |
2011 | 2,930 | 1,090 | 12,270 | 25,810 | 44,090 | 335,600 | 9 | 5 | 3 |
良さげコーナー
- 4,5歳のGⅠ組が良さげ。
- GⅠ4着以内もしくは近走重賞3着以内の実績馬が良さげ。
- 東京コース勝ち経験馬が良さげ。
- 前走重賞(オープンも)で4人気以内が良さげ。
- 過去上がり3F 33.5秒内を出した馬が良さげ。
- 馬体重480kg以上(500kg以上)が良さげ。
はい、ということで、今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
馬番 | 馬名 | 性別 | 斤量 | 騎手 | 勝鞍等、ミニ情報 |
1 | サリオス | 牡4 | 58 | 松山弘平 | 前走は距離というより天候&重馬場に苦戦。ベストのマイルで素質馬が反撃へ。 |
2 | ギベオン | 牡6 | 58 | 西村淳也 | 前走は久しぶりのマイルで内の馬場がいまいち。金鯱賞の好走再び? |
3 | ダイワキャグニー | せん7 | 58 | 石橋脩 | 東京得意。 |
4 | カラテ | 牡5 | 58 | 菅原明良 | 大型馬が猛進する。 |
5 | グランアレグリア | 牝5 | 56 | C.ルメール | 女王連覇へ。 |
6 | ダノンプレミアム | 牡6 | 58 | 池添謙一 | 久しぶりの実戦となるが態勢万全。 |
7 | ラウダシオン | 牡4 | 58 | M.デムーロ | 東京得意。 |
8 | インディチャンプ | 牡6 | 58 | 福永祐一 | 重賞常連で安定感抜群。2019年昨年覇者。 |
9 | トーラスジェミニ | 牡5 | 58 | 戸崎圭太 | このメンバーでは厳しいが先行残りで行くしかない。 |
10 | カデナ | 牡7 | 58 | 武豊 | このメンバーでは厳しい。 |
11 | ダノンキングリー | 牡5 | 58 | 川田将雅 | 久しぶりの実戦となるが復活なるか。 |
12 | ケイデンスコール | 牡5 | 58 | 岩田康誠 | 今年に入って覚醒。左回りは得意。 |
13 | シュネルマイスター | 牡3 | 54 | 横山武史 | 若手代表、古馬一蹴へ。 |
14 | カテドラル | 牡5 | 58 | 田辺裕信 | 2着惜敗続き、鞍上とのコンビで重賞初勝利を狙う。 |
ということで、安田記念の予想はこちら!

ハーツクライ先輩、今週はいよいよ安田記念ですね!

うむ。まあ、息子のサリオス君が、踊りながら勝つな。「サリオス」だけに。

「戦闘の踊り」ですね。しかし、マイル女王がいますよ。

君の息子は?

あっ、我が息子、ラウダシオン君がいますよ。9人気なら僕と同じように粘り勝ちすると思います。

9人気て・・・もう少し、人気ありそうだけど。確かに、ペースが向けばチャンスはあるが、まあ、サリオス君が鬼の末脚で突き抜けると思うから、君たちの親子制覇は無いな。2着もカテドラル君で決まりだな。

むむ。確かにサリオス君は強敵ですが、負けませんよ。馬主さん的には、息子たちのワン・ツー・フィニッシュが良いでしょうけど。(インディチャンプ君もいれて、ワン・ツー・スリーかな。)

そうだな。じゃあ、一緒にフィニッシュということで、一緒に「リバーダンス」でも踊る?「ハーツクライ」だけに!

結構です・・・

まあ、今年の安田記念もワシの産駒で決まりだな。ちなみに、息子のジャスタウェイ君も2014年に勝ったしね。(ジャスタウェイ君の目が爆弾人形の方になってるらしいけど。)
※「戦闘の踊り」「リバーダンス」は馬名に関連するワードになります。
【安田記念予想】
◎ ⑤ グランアレグリア
○ ⑭ カテドラル
▲ ⑧ インディチャンプ
△ ① サリオス


ハッピーバースデー!
今週のお誕生日おめでとうコーナーです。
6月4日 ノーリーズン殿(2002年皐月賞馬)

6月5日 カワカミプリンセスさん(「オークス」の記事で登場)

6月5日 ダンスインザダーク殿(1996年菊花賞馬)

※1996年ダービー 1着:フサイチコンコルド殿、2着:ダンスインザダーク殿
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