史上初の芝GⅠレース8冠! 次は9冠だ!

【レース結果】
1着:▲ アーモンドアイ
2着:△ フィエールマン
3着:◎ クロノジェネシス
アーモンドアイさん、史上初の芝GⅠレース8冠達成しましたね!おめでとうございます!最後はかなり厳しかったですが何とか踏ん張りました。本ブログは4頭印(◎、〇、▲、△)で公開していますが、きっちり3頭が馬券に入りましたね。
--金曜日予想公開--
史上初のGⅠレース8冠へ! 今年はメモリアルイヤー! 予想公開!

さあ今週は東京で日曜メインが天皇賞(秋)ですね!先週の菊花賞ではコントレイル君が「無敗でのクラシック三冠」を達成しました。デアリングタクトさんに続き、コントレイル君も期待に応え、今年2020年はとんでもないメモリアルイヤーとなっています。そして、今週も!まだまだ続きますね!アーモンドアイさんが「史上初のGⅠレース8冠」を目指します。この年に歴史的偉業達成を連続して注目できる我々競馬ファンはとても幸せですね!アーモンドアイさんは前走の安田記念で8冠を目指しましたが、後輩のグランアレグリアさんに完敗。ここで決めたいところですが、GⅠレースです、ライバルもハンパないですね。ちょっと表(↓)でおさらいします。
馬名 | 前走 | 前走着順 | 主なGⅠ勝利 |
クロノジェネシス | 宝塚記念(G1) | 1着 | 前走2着のキセキ君に6馬身差の圧勝。2019年秋華賞馬。 |
フィエールマン | 天皇賞(春)(G1) | 1着 | 天皇賞(春)を連覇。2018年菊花賞馬。 |
ブラストワンピース | 宝塚記念(G1) | 16着 | 2018年有馬記念勝馬。 |
キセキ | 11 京都大賞典(G2) | 2着 | 2走前宝塚記念2着。2017年菊花賞馬。 |
ウインブライト | 中山記念(G2) | 7着 | 2019年海外レースの香港C(G1)、 QE2世C(G1)の勝馬。 |
ダノンプレミアム | 安田記念(G1) | 13着 | 2017年朝日フューチュリティ(G1)勝馬。 |
■天皇賞の「盾」
おさらいになりますが、賞金のほかに、優勝賞品として皇室から楯(プレート)が下賜されます。このため天皇賞を「盾」と表現する競馬記事がちらほらありますね。
「楯」と「盾」の違いは?
- 楯:漢字の「きへん」があることから木製の板状のものに表彰アイテム(プレート)を取り付けたもの。
- 盾:板自体がその形状になっている(盾と矛の盾)といった感じでしょうか。
■ 過去の傾向
では過去の天皇賞(秋)を見てみます。昨年はアーモンドアイさんが絶好枠でルメール騎手も先行の好騎乗、3馬身差の完勝でした。今年も連覇がかかりますが、まず2000年から昨年までの優勝馬を見てみましょう。過去20年で牡馬勢優勢ですが、今年のアーモンドアイさんと同じ牝馬5歳で優勝したのが、2005年のヘヴンリーロマンスさんですね。ヘヴンリーロマンスさんは14人気ながら前年覇者ゼンノブロイ殿をアタマ差で制しました。この日は天覧競馬だったこともあり、優勝した松永幹夫騎手がヘルメットを胸に抱え、馬上で最敬礼したシーンは感動的でしたね!2012年も天覧競馬でエイシンフラッシュ殿で制したM.デムーロ騎手も欧州スタイルで最敬礼しましたね。スタンド前で下馬をして右ひざをつき、ヘルメットを抱えて貴賓席に向かって最敬礼。ほんとは騎乗したまま検量室へ行って、そこで下馬してから後検量を受けるはずですが。。はい、あと連覇については2002年・2003年のシンボリクリスエス殿が達成しております。
2019年 | アーモンドアイ | 牝4 |
2018年 | レイデオロ | 牡4 |
2017年 | キタサンブラック | 牡5 |
2016年 | モーリス | 牡5 |
2015年 | ラブリーデイ | 牡5 |
2014年 | スピルバーグ | 牡5 |
2013年 | ジャスタウェイ | 牡4 |
2012年 | エイシンフラッシュ | 牡5 |
2011年 | トーセンジョーダン | 牡5 |
2010年 | ブエナビスタ | 牝4 |
2009年 | カンパニー | 牡8 |
2008年 | ウオッカ | 牝4 |
2007年 | メイショウサムソン | 牡4 |
2006年 | ダイワメジャー | 牡5 |
2005年 | ヘヴンリーロマンス | 牝5 |
2004年 | ゼンノロブロイ | 牡4 |
2003年 | シンボリクリスエス | 牡4 |
2002年 | シンボリクリスエス | 牡3 |
2001年 | アグネスデジタル | 牡4 |
2000年 | テイエムオペラオー | 牡5 |

【天皇賞(秋) 払戻金と人気】
過去10年の払戻金と人気は下表のとおりです。1人気は安定して馬券に絡んでいます。
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2019 | 160 | 220 | 920 | 1,170 | 3,210 | 8,860 | 1 | 3 | 6 |
2018 | 310 | 720 | 1,520 | 2,370 | 6,420 | 24,230 | 2 | 4 | 6 |
2017 | 310 | 800 | 900 | 1,660 | 15,290 | 55,320 | 1 | 2 | 13 |
2016 | 360 | 1,510 | 2,420 | 3,700 | 7,430 | 32,400 | 1 | 7 | 6 |
2015 | 340 | 1,150 | 7,340 | 10,390 | 24,850 | 109,310 | 1 | 10 | 6 |
2014 | 1,100 | 1,340 | 3,140 | 6,780 | 2,850 | 23,290 | 5 | 2 | 1 |
2013 | 1,550 | 1,110 | 1,190 | 4,510 | 1,400 | 14,310 | 5 | 1 | 3 |
2012 | 1,660 | 1,850 | 3,250 | 8,980 | 3,990 | 39,520 | 5 | 1 | 2 |
2011 | 3,330 | 910 | 7,020 | 23,560 | 22,790 | 214,010 | 7 | 2 | 6 |
2010 | 220 | 1,010 | 1,030 | 1,660 | 1,680 | 7,480 | 1 | 4 | 2 |
はい、ということで、打倒アーモンドアイさんに挑む他馬も注目ですね。今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。今年は12頭立てと少し寂しいですが、アーモンドアイさんとクロノジェネシスさんの初対決も楽しみですね!
馬番 | 馬名 | 騎手 | 宝塚記念 | 安田記念 | 天皇賞(春) | 大阪杯 | ミニ情報 |
1 | ブラストワンピース | 池添 謙一 | 16 | - | - | 7 | 2018年有馬記念制覇時のコンビで復活。 |
2 | カデナ | 田辺 裕信 | 12 | - | - | 4 | 大阪杯はラッキーライラックさんに0.2秒差。馬体も増えて、内枠は良さそう。 |
3 | ダイワキャグニー | 内田 博幸 | - | - | - | - | 毎日王冠はサリオス君に0.5秒差2着。全8勝を東京で勝っている東京コース巧者。 |
4 | ダノンキングリー | 戸崎 圭太 | - | 7 | - | 3 | 大阪杯はラッキーライラックさんに0.1秒差3着。2019年皐月賞3着、ダービー2着。悲願のGⅠタイトルを目指す。 |
5 | ウインブライト | 松岡 正海 | - | - | - | - | 今秋初戦。2019年香港カップ覇者。 |
6 | フィエールマン | 福永 祐一 | - | - | 1 | - | 今秋初戦。オールカマーは熱発で回避。休み明けでも走れる。春秋連覇を狙う。 |
7 | クロノジェネシス | 北村友一 | 1 | - | - | 2 | アーモンドアイさんに立ちはだかる新女帝。今年の3戦は全て混合戦での連対。 |
8 | キセキ | 武 豊 | 2 | - | 6 | - | 宝塚記念、京都大賞典ともに2着。GⅠ常連馬がそろそろ2つ目のタイトルを獲るか? |
9 | アーモンドアイ | C.ルメール | - | 2 | - | - | 説明不要ですね。昨年覇者。スタートが決まれば、問題ない。 |
10 | スカーレットカラー | 岩田 康誠 | - | - | - | - | 最後の切れ味は持っている。 |
11 | ダノンプレミアム | 川田 将雅 | - | 13 | - | - | 昨年、アーモンドアイさんに0.5秒差2着。朝日杯FS勝ちを含むデビュー4連勝の実力馬。新兵器装着でタイトル奪取!? |
12 | ジナンボー | M.デムーロ | - | - | - | 6 | 大外枠だが、左回りの東京2000mは合いそう。 |
ということで、天皇賞(秋)予想はこちら!
◎ ⑦ クロノジェネシス
〇 ③ ダイワキャグニー
▲ ⑨ アーモンドアイ
△ ⑥ フィエールマン
■クロノジェネシスさん
アーモンドアイさんに続きこちらも世代を代表する牝馬(グランアレグリアさんも強いし)。東京コースも経験済。前走は稍重ながら次元の違う走りで他馬を圧倒。
■ダイワキャグニーさん(セン馬)
スタートが決まれば、東京巧者が残る可能性充分。エプソムカップで重賞初勝利し、前走の毎日王冠も2着に踏ん張る。
■アーモンドアイさん
もう、説明不要ですね。史上初のGⅠレース8冠へ。スタートが一つカギ。
■フィエールマン君
天皇賞(春)連覇した強者。2018年の菊花賞馬もお忘れなく。新馬戦(1着)以来の東京コースだが、問題なし。
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