シンガリ人気が逃げ粘る!
【レース結果】
1着:ギベオン(10人気)
2着:〇 デアリングタクト(1人気)
3着:▲ ポタジェ(6人気)
4着:◎ グローリーヴェイズ(2人気)
シンガリ人気のギベオン君、ここはすんなりハナが取れて、しぶとく逃げましたね。デアリングタクトさんは重馬場もあり、あと一歩捉えることができませんでしたが、あくまで大阪杯もしくは香港遠征が目標でしょうから、問題ないでしょう。予想的にはギベオン君に阻まれましたが。(苦笑)
--金曜日予想公開--
三冠牝馬登場、今年もGⅠ戦線に向け華麗に始動!
さあ、今週も注目重賞がありますね。コロナで厳しい状況が続いておりますが、お互いがんばりましょう。この状況下でも開催してくれている関係者の皆様には大変感謝です。今週重賞は土曜日に中山でローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)、そして日曜日に阪神で報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)、中京で金鯱賞(GⅡ)となっております。いずれも春のGⅠレースの前哨戦ですね。中山牝馬ステークスはヴィクトリアマイル前哨戦、そしてフィリーズレビューは3着内までに桜花賞の優先出走権、金鯱賞は大阪杯の前哨戦ですね。金鯱賞と言えばその名の通り名古屋城のシンボル、「金の鯱(しゃちほこ)」ですが、先日地上に下ろされましたね。コロナ禍で厳しい観光業を盛り上げようと、展示されるようです。間近で見れるといいですね。そして、金鯱賞には昨年牝馬三冠を無敗で達成した女王デアリングタクトさんが出走予定ということで、少頭数ではございますが、本ブログでは金鯱賞(GⅡ)を予想公開いたします。
■名馬逝く
残念ながら、先週のシーザリオさん、ジャングルポケット殿に続き、2003年皐月賞、ダービーを制したネオユニヴァース殿も先日亡くなられました。ネオユニヴァース殿、現役13戦7勝(重賞5勝)の好成績。特にダービーはM.デムーロ騎手が外国人騎手として初制覇、感動でしたね。そしてネオユニヴァース殿は種牡馬としてもGⅠ馬を輩出されるなど大変ご活躍されましたね。心よりご冥福をお祈りします。
【ネオユニヴァース 重賞勝鞍】
- 2003年 きさらぎ賞(GⅢ)
- 2003年 スプリングS(GⅡ)
- 2003年 皐月賞(GⅠ)
- 2003年 東京優駿(GⅠ)
- 2004年 産経大阪杯(GⅡ)
■過去の優勝馬より
では、まずいつものように過去の優勝馬をピックアップしてみます。金鯱賞は歴史が長いので今回は第39回(2003年)からリストにしています。みなさんの思い出のレースはどの年でしょうか?リストの2003年~2005年を見ていただければお分かりの通り、今週は金鯱賞マイスターのタップダンスシチー殿を取り上げたいと思います。はい、3連覇ですね、すごいです。
【過去優勝馬一覧】
第39回 | 2003年 | タップダンスシチー | 牡6 | 佐藤哲三 |
第40回 | 2004年 | タップダンスシチー | 牡7 | 佐藤哲三 |
第41回 | 2005年 | タップダンスシチー | 牡8 | 佐藤哲三 |
第42回 | 2006年 | コンゴウリキシオー | 牡4 | 岩田康誠 |
第43回 | 2007年 | ローゼンクロイツ | 牡5 | 藤岡佑介 |
第44回 | 2008年 | エイシンデピュティ | 牡6 | 岩田康誠 |
第45回 | 2009年 | サクラメガワンダー | 牡6 | 福永祐一 |
第46回 | 2010年 | アーネストリー | 牡5 | 佐藤哲三 |
第47回 | 2011年 | ルーラーシップ | 牡4 | 福永祐一 |
第48回 | 2012年 | オーシャンブルー | 牡4 | C.ルメール |
第49回 | 2013年 | カレンミロティック | 騸5 | 池添謙一 |
第50回 | 2014年 | ラストインパクト | 牡4 | 川田将雅 |
第51回 | 2015年 | ミトラ | 騸7 | 柴山雄一 |
第52回 | 2016年 | ヤマカツエース | 牡4 | 池添謙一 |
第53回 | 2017年 | ヤマカツエース | 牡5 | 池添謙一 |
第54回 | 2018年 | スワーヴリチャード | 牡4 | M.デムーロ |
第55回 | 2019年 | ダノンプレミアム | 牡4 | 川田将雅 |
第56回 | 2020年 | サートゥルナーリア | 牡4 | C.ルメール |
【タップダンスシチー 重賞勝鞍】
- 2002年 朝日チャレンジC(GⅢ)
- 2003年 金鯱賞(GⅡ)
- 2003年 京都大賞典(GⅡ)
- 2003年 ジャパンカップ(GⅠ)
- 2004年 金鯱賞(GⅡ)
- 2004年 宝塚記念(GⅠ)
- 2005年 金鯱賞(GⅡ)
御覧の通り、ジャパンカップ、宝塚記念も制しており、2002年と2004年の有馬記念は2着、2003年の宝塚記念は3着と重賞常連で長くご活躍されました。前述のネオユニヴァース殿とも2003年宝塚記念、ジャパンカップで対戦しましたね。2004年は凱旋門賞にも挑戦されましたが、輸送のトラブルなども影響したでしょうか、17着でした。

■ 金鯱賞予想
では金鯱賞記念の予想に戻りましょう。昨年はサートゥルナーリア殿がスローペースで中団位置から最後の直線一気に加速し快勝でしたね。(無観客競馬もプラスになった気がします。)まずは過去の払戻金と人気を見てみます。
【金鯱賞 払戻金と人気】
過去10年の払戻金と人気は下表のとおりです。1人気+中穴2頭決着や中穴3頭決着など波乱の年もありますね。今年も波乱があるでしょうか、少頭数ながら配当にも期待したいですね!※2016年は3着同着となっております。
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
年度 | 単勝 | 枠連 | 馬連 | 馬単 | 三連複 | 三連単 | 1着人気 | 2着人気 | 3着人気 |
2020 | 130 | 670 | 1,550 | 1,710 | 5,880 | 14,440 | 1 | 8 | 6 |
2019 | 350 | 840 | 1,700 | 2,490 | 1,880 | 11,040 | 2 | 5 | 1 |
2018 | 160 | 5360 | 5,860 | 7,380 | 4,000 | 24,410 | 1 | 8 | 2 |
2017 | 360 | 2920 | 3,800 | 5,570 | 56,390 | 192,050 | 1 | 7 | 13 |
2016 | 990 | 8600 | 9,250 | 16,780 | 16,080 | 90,340 | 4 | 9 | 2 |
2016 | – | – | – | – | 6,050 | 49,120 | 4 | 9 | 6 |
2015 | 900 | 860 | 1,440 | 3,830 | 3,310 | 22,160 | 5 | 1 | 4 |
2014 | 380 | 920 | 1,260 | 2,290 | 1,700 | 8,560 | 1 | 4 | 2 |
2013 | 660 | 1870 | 2,780 | 5,300 | 10,810 | 58,490 | 3 | 6 | 8 |
2012 | 730 | 660 | 9,370 | 15,280 | 12,810 | 91,410 | 6 | 8 | 4 |
2011 | 280 | 580 | 630 | 1,080 | 660 | 2,900 | 1 | 2 | 3 |
■良さげコーナー
- ディープインパクト産駒が良さげ。
- 前走好走馬が良さげ。
- 先行馬が良さげ。
- 前走GⅠ組が良さげ。
はい、ということで、今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。
※スマホの方へ。表はスクロールできます。
馬番 | 馬名 | 馬齢 | 斤量 | 騎手 | 勝鞍等、ミニ情報 |
1 | デアリングタクト | 牝4 | 55 | 松山弘平 | JCは斤量53kgで有利も堂々3着。レース間隔空くが問題ない。ただ香港遠征を見据えた仕上げか。 |
2 | サンレイポケット | 牡6 | 56 | 秋山真一郎 | 中京得意。 |
3 | ブラヴァス | 牡5 | 56 | 福永祐一 | 重賞勝利は新潟記念のみだが、全成績【5,4,1,2,0,着外1】で安定感抜群。 |
4 | グローリーヴェイズ | 牡6 | 57 | 川田将雅 | 実績充分。デアリングタクトさんとの斤量差も前走より縮む、馬券内は確実。 |
5 | ギベオン | 牡6 | 56 | 西村淳也 | 昨年4着、先行で残れるか。 |
6 | ジナンボー | 牡6 | 56 | 菱田裕二 | 重賞未勝利だが、前走京都記念4着はまずまず、先行で残れるか。 |
7 | キセキ | 牡7 | 57 | Mデムーロ | 久しぶりのコンビ復活。左回り得意。 |
8 | ペルシアンナイト | 牡7 | 57 | 大野拓弥 | 重賞常連で強いメンバー相手でも着差以上に良い上がりを見せている。 |
9 | サトノフラッグ | 牡4 | 56 | ルメール | 前走AJCCは不良馬場11着。人叩きで良化傾向。 |
10 | ポタジェ | 牡4 | 56 | 北村友一 | 重賞初挑戦。今までのレースは【5,3,0,0】とすべて連対で4連勝中。このメンバーでも末脚炸裂か。 |
ということで、金鯱賞の予想はこちら!

◎ ④ グローリーヴェイズ
〇 ① デアリングタクト
▲ ⑩ ポタジェ
△ ⑨ サトノフラッグ
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