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菊花賞 無敗のクラシック三冠へ!(2020.10.25) 

コントレイルGⅠレース
コントレイル

父に続き、無敗のクラシック三冠達成!

コントレイル君、アリストテレス君のプレッシャーにも負けず、踏ん張りました。これで史上8頭目の3冠制覇、昨年9月のデビュー以来の7連勝です。無敗での3冠制覇は1984年のシンボリルドルフ殿、2005年の父ディープインパクト殿に次いで史上3頭目となりました。

1着:▲ コントレイル

2着:◎ アリストテレス

3着:サトノフラッグ

※ヴァルコス君は三浦皇成騎手(病気:盲腸?)から岩田康誠騎手に変更となりました。

--金曜日予想公開--

無敗のクラシック三冠へ 偉大な父ディープインパクト殿に続け! 菊花賞予想公開!

さあ今週は京都で日曜メインが菊花賞ですね!先週の秋華賞ではデアリングタクトさんが見事「無敗での牝馬三冠を達成」しました。今週もコントレイル君が「無敗でのクラシック三冠」に挑みます。デアリングタクトさんと同様に重圧もあるでしょうが、コントレイル君は前哨戦の神戸新聞杯をきっちり勝って臨むので、それほどプレッシャーは無いかもしれません。ただしレース条件も初の京都コース、初の3000mとなりますので、三冠の壁はやはり感じるのではないでしょうか?そして今回も有観客開催となりますので観衆を前にしてのレースにも注目ですね。

■無敗でのクラシック三冠

おさらいになりますが、無敗で牡馬クラシック三冠馬に輝いたのは皆さんご存知の2頭ですね。

■シンボリルドルフ殿(1984年)
七冠馬、トウカイテイオー殿の父
皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞<春>、ジャパンカップ、有馬記念2回

■ディープインパクト殿(2005年)
GⅠ 7勝
皐月賞、ダービー、菊花賞、天皇賞<春>、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念

コントレイル
コントレイル

■クラシック三冠

過去クラシック三冠馬もリストにしてみました。名馬ばかりですね。当然みなさん顕彰馬です。競馬を楽しみながら過去の名馬たちの思い出話のネタにしていただければと思います。

達成年馬名主戦騎手ミニ情報
1941年セントライト 小西喜蔵横浜農林省賞典四歳呼馬(皐月賞) 東京優駿、京都農林省賞典四歳呼馬(菊花賞)を勝利。その他、横浜農林省賞典四・五歳呼馬(古馬戦にも勝利)。
1964年シンザン 栗田勝 三冠達成の翌年1965年は宝塚記念、天皇賞(秋)、有馬記念を制覇。
1983年ミスターシービー 吉永正人 シンザン殿以来19年ぶり、史上3頭目の三冠馬。
1984年シンボリルドルフ 岡部幸雄初の無敗で三冠達成。ジャパンカップで前年三冠馬ミスターシービー殿との三冠馬対決に挑むも、両者ともに敗退。勝馬はカツラギエース殿。
1994年ナリタブライアン 南井克巳ビワタケヒデ(筆者)の兄。本ブログで何度も登場しますので、よろしくお願いします。
2005年ディープインパクト 武豊シンボリルドルフ に続き、無敗での三冠達成。
2011年オルフェーヴル 池添謙一破天荒。本ブログの「タケコの部屋」で特集していますので、よろしくお願いします。

■惜しくもクラシック三冠に届かなかった名馬たち

逆に過去、クラシック三冠を目指し、惜しくも届かなかった名馬たちも取り上げました。

  • クラシック2冠(皐月賞、ダービー)するも菊花賞に出走できなかった馬
1951年トキノミノル日本ダービーから17日後に敗血症で死亡
1952年クリノハナ故障
1971年ヒカルイマイ屈腱炎
1975年カブラヤオー屈腱炎
1981年カツトップエース屈腱炎
1991年トウカイテイオー骨折で回避
1997年サニーブライアン骨折で回避
2015年ドゥラメンテ骨折で回避
  • クラシック2冠(皐月賞、ダービー)するも菊花賞で惜敗(菊花賞着順も記載)
1950年 クモノハナ 2着アタマ差の2着
1953年ボストニアン 2着ライバルに完敗
1960年コダマ 5着ダービーまで無敗だった。
1963年メイズイ 6着圧倒的人気も6着
1970年タニノムーティエ 11着ダービー後の放牧中に喘鳴症、菊花賞出走も2.2秒差の11着
1992年ミホノブルボン 2着ステイヤーのライスシャワー殿にかわされ完敗
2003年ネオユニヴァース 3着外国人騎手初のダービー勝利を捧げる。菊花賞は1人気ながら0.2秒差の3着と惜敗
2006年メイショウサムソン 4着菊花賞は前年のディープインパクト殿に続く三冠の期待があるも、1人気で4着と惜敗

■菊花賞 過去の傾向

では今回は過去の菊花賞を見てみます。昨年は春のクラシック馬2頭が不在での菊花賞でしたね(皐月賞馬サートゥルナーリア君は天皇賞秋へ、ダービー馬ロジャーバローズ殿は故障により引退)。勝ったのは3人気のワールドプレミア君、2着に8人気サトノルークス君、3着に1人気ヴェロックス君でした。過去10年を見ると1人気はほぼ馬券に絡んでますが、中穴・人気薄の激走もあるので、予想的にも楽しみです。ローテーションでは神戸新聞杯上位組が中心ですが、逆にセントライト記念で上位人気だった馬は調子が悪いようです。

【菊花賞 払戻金と人気】

年度単勝枠連馬連馬単三連複三連単1着人気2着人気3着人気
20196506104,6807,6403,07023,510381
20181,4501,8602,3806,01016,710100,5907210
20174503,07010,66015,890136,350559,70011013
20162302,9603,5104,72017,55069,380196
20151,3401,4303,8709,9604,64038,880521
20146902,3102,6404,47013,34059,220347
20131604209501,1703,91011,750153
20121404909601,1404,83012,450157
20111403203304001,0502,190123
20102,3201,9102,1707,44046,410338,840713

はい、ということで、打倒コントレイル君に挑む他馬も注目ですね。今回も簡易的なミニ情報でまとめてみました。データ的に神戸新聞杯組上位組は侮れませんが、コントレイル君との初対決組にも期待したいところです。

馬番馬名騎手皐月賞ダービー神戸新聞杯セントライト記念ミニ情報
1ディアマンミノル幸 英明 青葉賞12人気で11着。
2ガロアクリーク川田将雅363川田将雅騎手で3戦目。距離に対応できるか、人馬一体で駆け抜けるか。
3コントレイル 福永祐一111コメント不要。初の京都&初の3000m&初のプチ有観客開催。
4マンオブスピリットM.デムーロ 169京都新聞杯(GⅡ)では上がり最速で2着に好走。前走はスタート及び最後の直線で不利を受け競馬にならず。
5サトノインプレッサ坂井瑠星 4毎日杯(GⅢ、出走10頭)勝馬。
6ヴェルトライゼンデ 池添謙一 832ホープフルS(GⅠ)ではコントレイル君に次ぐ0.2秒差の2着。
7ダノングロワール 北村友一 過去6戦中【3,0,1,2,0】で掲示板は外していない。6戦中5戦で1人気の素質馬。4着の2回は新馬戦と未勝利戦。コントレイル君とは初対戦。
8ディープボンド 和田竜二1054京都新聞杯(GⅡ)勝馬、先行前目の競馬で2着馬の猛追を振り切る、上がりタイムは2番手。
9アリストテレス C.ルメール   過去8戦中【3,0,4,0,1】。1勝、2勝クラスを連勝中。ルメール騎手も新馬戦、2歳未勝利で騎乗経験あり。コントレイル君とは初対戦。
10サトノフラッグ  戸崎圭太  5112過去クラシック2戦は皐月賞1.1秒差、ダービー1.2秒差の完敗。
11バビット 内田博幸 1過去6戦中【4,2,0,0,0】。連対率100%。前哨戦セントライト記念勝馬。3000mを逃げ切れるか。コントレイル君とは初対戦。
12レクセランス松山弘平 11157過去クラシック2戦は皐月賞1.4秒差、ダービー1.6秒差の完敗だが、京都は2戦2勝。
13ロバートソンキー伊藤工真  3過去4戦中【1,1,1,0,1】で掲示板は外していない。3着は神戸新聞杯。その他3戦は全て上がり最速。
14ヴァルコス三浦 皇成 145青葉賞はタイム差なしの2着。前走セントライト記念は5着も上がり最速。
15ブラックホール藤岡 佑介97クラシック2戦は上がりタイムはまずまず。前走はあの札幌記念で4人気も9着。
16ターキッシュパレス富田暁 5前哨戦5着の内容は悪くない。
17キメラヴェリテ松若風馬 17過去10戦中7戦はダートコース。芝コース実績では若葉Sで2着ありだが、次走の皐月賞で17着完敗。
18ビターエンダー 津村明秀  141011好走時は先行での展開だが、3000mは厳しいか。

ということで、菊花賞予想はこちら!

◎  アリストテレス 

〇  ロバートソンキー

▲  コントレイル

△  ヴェルトライゼンデ 

 

■アリストテレス君


近2走で成長を見せている。コントレイル君と初対戦も面白い。お父さんは2013年菊花賞馬のエピファネイヤ殿。不良馬場ながら5馬身差の圧勝。同産駒のデアリングタクトさんに続く。

■ロバートソンキー君


神戸新聞杯は悪くない内容で3着。デビュー13年目の伊藤工真騎手がクラシック初騎乗の切符を手にした。さらにJRA重賞初勝利をGⅠで獲るとかなり面白い。

■コントレイル君


もう、説明不要ですね。今までの2冠と違うのは有観客でのレースとなる点ですが、入場制限もあるのでそんなに影響はないような気もします。(デアリングタクトさんの時と同じコメントじゃね?)初の京都、初の3000mは確かに壁ですが、問題なくこなして偉業達成へ。

■ヴェルトライゼンデ 君


段々とコントレイル君との着差を詰めてきており、ここで逆転を狙う。大勝負に一発持ってくる池添謙一騎手もヴェルトライゼンデ 君のお父さんであるドリームジャーニー殿とのコンビでグランプリ制覇。昨年覇者ワールドプレミア君は半兄。

過去記事リンクはこちら↓

 神戸新聞杯

 ダービー

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